国内最大の石油化学プラント構える三菱化学の鹿島事業所が5月20日から順次再開、フル稼働は6月下旬以降【震災関連速報】 - 11/04/08 | 17:11 三菱ケミカルホールディングスは8日、東日本大震災の直後から操業を停止している三菱化学の鹿島事業所(茨城県神栖市)について、5月20日ごろから順次、生産を再開できる見通しになったと発表した。同日までにボイラーを含む自家発電設備が一部復旧。エチレンなどの製造設備や港湾施設を含む入出荷設備の補修を急ピッチで進め、国内最大の石油化学プラントの復活を急ぐ。 鹿島事業所では、石油化学製品の基礎原料となるエチレンやプロピレンなどを製造するエチレンプラント2基を構える。このうちエチレン換算で年産45.3万トンの第2プラントが5月20日ごろの再開を目指して復旧作業を進めている。同37.5万トンの第1プラントは、今年度に計画していた法定定期修理が終わる6