Google社員を詐称する10代の若者が執筆した偽の記事へのリンクが「Google News」にはられるという事態が発生したことにより、Googleのニュースサービス部門は、プレスリリースアグリゲーターとの提携関係を解消した。 米国時間3月10日、ニュージャージー州のピットマン高校2年生Thomas Vendetta君は、オンラインサイトにプレスリリースを配布するために利用される「I-Newswire.com」ウェブサイトに、自分で書いた偽のリリースを投稿した。同リリースは、Vendetta君がGoogleに雇用され、「Gmail」のセキュリティ問題の修復に当たるという内容だった。 SEO Blogは、「同学生の報酬は低く抑えられる予定で、その報酬は将来の教育のために銀行に預金されると、Googleの最高経営責任者であるLarry Page氏は述べた」とする同リリースの抜粋を掲載している。