炎上した後に、「誤解を与える表現だった」と謝って、さらに炎上する、というパターンを見かけます。「誤解したお前らが悪い」ととらえられたり、「誤解の余地がないだろう」とツッコまれたりして、「謝罪が謝罪になっていない」として、炎上するパターンです。こういうことももちろんあるのですが、実際に「誤解されやすい表現で炎上してしまってるなぁ」ということもあります。その1つが、制限用法を非制限用法に誤読されたパターンです。 例えば、「何か投資とかやってる?」と聞いて、「危険な商品には投資してないよ」と答えたとしましょう。この答えにある「危険な」は、2通りの意味にとらえることができます。 まず1つは、商品には危険なものとそうでないものとがあって、前者に限定して話をしている、というパターンです。この場合、危険じゃない(と話し手が思っている)商品には投資している可能性もあります。 2つ目は、投資商品は全部危険だ