ブックマーク / medt00lz.s59.xrea.com (6)

  • 物語創造の文法 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 物語だけじゃなくて、たぶん現実も。 何もないところから全く新しい文章を書くのは難しいから、 何かを書くときは、過去に他の人が書いたものを参考にする。 一つの文章というのは、書くきっかけになる「発想」の部分と、 その文章で作者がいいたかった「結論」からなる。 発想も結論も同じ文章というのは、単なるパクりになってしまうから、 そこは工夫して新しく見せる。「工夫」のしかたというのは、 だいたい以下のようなパターンに分類できる。 演繹 :発想を借りてきて、そこから結論を変える 帰納 :結論は同じでも、そこに至る道筋や、書くきっかけになったイベントを変える 補間 :全く別の分野から発想と結論をもらってきて、その間を自分の知識で埋める 生成 :新しいモデ

    JJCO
    JJCO 2006/08/28
    洋の東西を問わず、昔の薬というのは、とりあえず「効く」ものを集めて、 それから何がおこっているのかを考えた。
  • 僻地に医者を増やすには - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 昔から人の少ないところでしか働いたことがなかったから、 実は「人不足」というのはあんまり実感がなくて、 今も僻地の一般内科をやっているけれど、そんなに危機感はなかったりする。 悪いものでも評判は評判 最近のボクシング中継とか、映画「ゲド戦記」とか。 ネットの評判はもう最悪に近くて、八百長だとか、あんな映画は見るもんじゃないとか、 ネガティブコメントばっかり。 否定的な評判のわりには、企画としてはどちらも大成功。 亀田戦は視聴率は凄かったみたいだし、映画も売れている。ネットで叩かれれば叩かれるほど、 視聴率はうなぎのぼりで、映画館に行く人も増える。 同じアニメ映画でも、おなじ時期に公開された「時をかける少女」の方は、 ネットでは大絶賛。ゲドのほ

    JJCO
    JJCO 2006/08/26
    独立性、多様性、分散性という条件がそろって、はじめて集団は叡智を持つ
  • 疫病のこと - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります ほとんどの病気は他人には伝染しない。 針刺しなどによる感染の危険というのはあるけれど、 医者の仕事というのは見た目以上に安全だ。 自分自身は安全地帯にいて、そこから病気に対してできることをやる これが医者の仕事の基。 伝染する病気を診察するときは、この「基」が簡単にひっくり返される。 大前提として、疫病は医者にもうつる。最悪死んだりする。そのくせ、病気に対して医者ができる ことというのはそんなに多くなくて、薬も内服薬ばかり。 人から人に伝染する病気に対しては、極端な話医者なんか必要ない。 内服薬を飲んでもらったら、あとは現場に突っ立っているしかない。残るのは、 感染のリスクだけ。 仲間が倒れるのは怖い 麻疹が流行したのは研修医の頃。 子供

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    JJCO 2006/08/16
    私はどんな人にも区別なく満足な医療を提供したい/SARS で命を落とした医師、カルロ・ウルバニの言葉
  • 性善説と性悪説 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 7月から、療養病棟の保険点数算出方法が大幅に変わった。 今までは出来高払いの延長。節約してやりくりすれば、たいていの医療行為は 何とかなった。 7月からは、ルールが大幅に変わった。 やったことを問わず、1ヶ月に国から支給されるお金は同額。検査を乱発するダメ医者は損をするルールになった 患者さんの重症度に応じて、医療区分1から3まで(1が一番軽い)のランクがついた。軽症の患者さんを 長く入院させている悪徳病院は、黒字が減ることになった 厚生省の考えている「勝利プラン」というのは、たぶんこういうことだ。 黒字を増やすには、医療区分で2~3の重症の患者さんを多く入院させて、 より頭のいい検査プランを立てて、 最小限の検査で治療効果を発揮できる医者を

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    JJCO 2006/08/11
    手のかからない軽症な人を重症者に仕立て上げること/まじめな人からやる気を失ってしまうんじゃないかと思う。
  • はじめにお読みください

    一般内科で必要な知識は意外に少ない 病棟で、一般内科領域の患者を見ていく上で、必要な知識というのはそんなに多くありません。 有名な”ワシントンマニュアル”1冊にしても、結構な厚さがありますが、あれは、救急から血管疾患まで、 1冊に収めているからです。実際の病棟でよく遭遇する状況、頭痛や発熱、腹痛、便秘、意識障害といった、 一般内科で見る病気に限ってしまえば、覚えなくてはならない知識はずいぶん少なくなります。 ところが、こうした知識を得るのに要する時間は、通常何年もかかります。 たとえを丸暗記しても、実際にやってみないことには、生きた知識にならないというのは、もちろんそのとおりです。 それでも、たかが”発熱した患者を見たら、熱源を同定して、その熱源に対応した抗生剤を処方する”といった程度の、 書けば1行ですむような知識でも、実際に上級生から教えてもらい、使える知識になるのに何年もかかったり

    JJCO
    JJCO 2006/08/11
    必要な知識や情報というものは、隠すことで利益を生み、権力を作り出すことが出来ますが、研修医教育、という現場では、こうした行為はあってはならないものです。
  • レジデント初期研修用資料

    近頃読んだ、気管内挿管しやすい姿勢の作りかたに関する文章が面白かったので、 表ページの気道確保と初期のCPR という文章を一部改定しました。 最近多用している挿管ポジションの作りかたと、当院で使っている 「ガムエラスティックチューブ」という挿管補助に使用する道具について。 どちらのやりかたも、ここ2ヶ月ぐらい試していますが、個人的にはいいかんじです。 訂正すべき箇所などありましたらご指摘いただければ幸いです。 4月3日追記:コメント欄で間違いを指摘していただいた部分を訂正しました。 続きを読む "気道確保のやりかた" LaTeX の設定でドツボに嵌った時のメモ。 TeX は、インストーラーを発表してくださった方がいて、 今回の導入は楽勝…なんて思ってたら、LaTeX2html の導入で 完全につまづいた。 「これ」という原因は、正直よく分からないんだけれど、 「こうしたら動いた」という記録

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