イスラエルのセキュリティ企業Radwareに勤務する2人の研究者が、「Skype」などのアプリケーションをアップデートする際にコンピュータを欺いてマルウェアをダウンロードさせたり、通信をハイジャックすることによりコンピュータを乗っ取る方法を見つけ出した。 Radwareのセキュリティオペレーションセンターでチームリーダーを務めるItzik Kotler氏は、ラスベガスで開催されたセキュリティ関連カンファレンス「DEFCON」でのプレゼンテーションに先立ち、約100のアプリケーションが標的になり得ると述べた。その多くはCNETのDownload.comで特に人気の高いものだ。 Kotler氏と同僚のTomer Bitton氏は、こうした攻撃を可能にするツール「Ippon」(柔道の「一本」に由来する)をリリースする計画だ。このツールは、ネットワーク上にいる潜在的被害者の3Dビューを提供する。