日経NETWORKは2010年4月12日から5月14日までの約1カ月間で、企業ネットの担当者を対象に「ネットワークの実態調査 2010」を実施した。Webサイトから回答できるアンケートで、日経NETWORKのホームページやITproのメールマガジンなどで告知を行い、2115人から回答を得た。ご回答いただいた方々には、お礼を申しあげる。 この調査は、「ネットワーク管理者の正しい相場観」で紹介したように、企業ネットの“相場”を知るために実施した。日経NETWORK 7月号では、調査結果に基づく特集記事を掲載する。記事では、DNSサービスやIPアドレスの管理方法の採用率、ウイルス対策の導入状況、拠点間を結ぶWANサービスの選択と障害時に備える冗長化方法の利用率を取り上げている。 ここでは、誌面の都合で取り上げられなかった、企業ネットのトラブルとネットワーク機器の更新頻度、保守契約の有無の関連性に