菅直人首相の退陣要求を繰り返している西岡武夫参院議長は26日の記者会見で「当たり前のことを言っている。(首相退陣要求を)言わない方が国会議員として責任を果たしていない」と述べ、今後も首相批判を続ける考えを示した。 自らの発言に批判が出ていることには「批判をいただくのは心外。参院議長として発言しているから、(議長に選出した)参院議員が私については判断されたらいい」と語った。 西岡氏は3月末に首相に面会を申し出ていったん了承されたが、直前にキャンセルされたと説明。「参院議長と一回会うと言ったのに、首相から直接『会わない方がいいでしょう』と電話で言われた。ドタキャンじゃなく『ドタ菅』だ」と怒りをぶちまけた。