昨夜放映されたNHKのクローズアップ現代「空幕長論文問題」を録画で見たが、尻切れトンボで要点がつかめなかった。何が言いたかったのだろう? こんな番組を貴重な時間帯に放映する暇があったら、先日の「国会の査問風景」を中継すべきだったろう。また、防大教育の問題点を探るのならそう銘打つべきであったろう。 田母神氏よりも、防大が五百旗頭防大校長の“指導の下”に『視野の広い教育』を推進しているような解説をしていたが、私が年を取ったせいか、何とも軍学校にしては「軽い教育」に見えて仕方なかった。 その中に、槙智雄初代校長の顕彰室に『服従・・・』と言う標語が掲げられていることを強調して、田母神氏を暗に非難しているかのような構成があったが、槙校長は『理性ある服従』を強調し「盲目的服従」は否定しておられたのである。 NHKの記者には理解が無理だろうから、せめてその後を継いでいる五百旗頭防大校長には槙智雄著『防衛
昨夜のNHK「クローズアップ現代」で、田母神「論文」問題と自衛隊の幹部教育が取り上げられた。 なかなかいい番組だったが、正直いって自衛隊のありかたに少し不安を感じた。 クローズアップ現代 空幕長論文はこうして発表された 先の大戦をめぐり政府見解と異なる内容の論文を公表して、前航空幕僚長が更迭された問題。 前空幕長が論文を公表するきっかけとなった民間企業の「懸賞論文」には、航空幕僚監部が全国の隊員に組織的に論文応募を促していた事実が確認されている。また前空幕長によって、自衛隊の高級幹部を育成する「統幕学校」に「歴史観・国家観」というそれまでになかった新たな講座が設けられていたこともわかってきた。 前空幕長によって、組織はどう動いたのか。そして、前空幕長はなぜ論文を発表したのか。証言や入手した資料をもとに検証する。 その一方で、将来の幹部自衛官を育成する防衛大学校を取材。 教育現場では何が教え
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