【ソウル=水沼啓子】日本の朝鮮学校に対する高校授業料無償化問題で、韓国の脱北者団体「NK知識人連帯」などがこのほど、日本政府に対し無償化を適用しないよう求める建議書を提出することを明らかにした。建議書は在韓日本大使館に13日、手渡すという。 その理由について脱北者団体は「朝鮮総連系の学校では純粋な民族教育を離れて、金日成、金正日父子を偶像化する教育のみに重点を置くイデオロギー洗脳場だからだ」とした。
民主党政権として初めて迎える15日の終戦記念日に、菅直人内閣の全閣僚が靖国神社に参拝しない考えを示した。残念なことだ。 自民党政権時代、平成18年8月15日に小泉純一郎首相が靖国神社に参拝して以降、首相の靖国参拝は途絶えていたが、一部閣僚は参拝していた。全閣僚がそろって参拝しないのは、菅首相らの発言が影響しているためとみられる。 菅首相は6月の参院本会議で、「A級戦犯が合祀(ごうし)されている問題などから、首相や閣僚の(靖国)公式参拝には問題がある。首相在任中に参拝するつもりはない」と明言した。仙谷由人官房長官も10日の会見で、「閣僚は公式参拝を自粛するのが、従来の日本の政治の考え方だ」と述べた。 菅首相や仙谷官房長官が靖国参拝しないのは、それぞれ考えがあってのことだろうが、他の閣僚の行動まで縛ってしまうのは、行き過ぎではないか。 首相が靖国参拝しない理由とする「A級戦犯」合祀問題は民主党
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