北京冬季五輪、フィギュアスケート、アイスダンスで金メダルを獲得したフランスのガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロン組(2022年2月14日撮影)。(c)WANG Zhao/ AFP 【3月29日 AFP】恋い焦がれるような視線に優雅なリフト、悠々と絡み合い、重なり合うお互いの体。多くの人にとって、フィギュアスケートのカップル種目では二人の化学反応とラブストーリーの匂いが大きな魅力になっている。 しかし先日の北京冬季五輪に出場した中には、そうしたお決まりのストーリーにうんざりしている選手がいる。 北京五輪のフィギュアスケートには、米国のマディソン・チョーク(Madison Chock)とエヴァン・ベイツ(Evan Bates)のように、実際に恋人同士のカップルも出場した。二人の絆は周囲から見ても明らかで、演技の原動力にもなっていた。アイスダンスに出場した二人は、演技を終えると抱き合い、リ