バングラデシュ・クトゥパロン難民キャンプに近い美容サロンで働くターニャさん(2022年3月23日撮影)。(c)Munir uz zaman / AFP 【6月26日 AFP】ターニャさん(22)は少数派中の少数派だ。ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャ(Rohingya)で、トランスジェンダーの美容師でもある。世界最大の難民キャンプに暮らす人々の中でも特に多くの差別に直面してきた。 5年前、ミャンマー軍によるロヒンギャ弾圧を受けてバングラデシュに逃れた約75万人の難民の中に、ターニャさん一家もいた。 ターニャさんは避難先のコックスバザール(Cox's Bazar)で指折りの美容師の一人に数えられるようになり、他の多くのロヒンギャよりも高い収入を得られるようになった。 しかし、保守的なイスラム教徒であるロヒンギャの仲間から嫌がらせを受け、家族からは責められ、今も闘っている。 「幼い頃か
バングラデシュ南西部の森を歩くベンガルトラ。同国森林局提供(2018年4月11日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Bangladesh Forest Department 【6月3日 AFP】バングラデシュの警察はこのほど、絶滅が危惧されるベンガルトラ約70頭を殺したとして、密猟の疑いで20年間指名手配されていた男を逮捕した。 地元警察のサイドゥル・ラーマン(Saidur Rahman)署長によると、「タイガー・ハビブ」の異名を持つハビブ・タルクダー(Habib Talukder)容疑者(50)は、警察の強制捜査を常にかいくぐっていた。 タルクダー容疑者は、ベンガルトラの世界最大の生息地の一つとなっている、インドとバングラデシュにまたがる広大なマングローブ群生地、スンダルバンス(Sunderbans)で密猟していた。 ベンガルトラの毛皮、骨、肉は闇市場で業者に売られ、中国など
バングラデシュ・ダッカに開校された、トランスジェンダーのためのイスラム神学校(2020年11月6日撮影)。(c)Munir UZ ZAMAN / AFP 【11月6日 AFP】バングラデシュで6日、同国初となるトランスジェンダーのためのイスラム神学校が開校した。イスラム教指導者らは、差別の対象となってきたトランスジェンダーを社会に迎え入れる第一歩になると考えている。 最大150万人とされる同国のトランスジェンダーは公然と差別を受けている。同性愛者間の性行為は、依然残っている植民地時代の法律に基づき、実刑こそまれとはいえ、禁錮刑に処される可能性もある。 首都ダッカ近郊に新設されたこの学校には同日、トランスジェンダーの学生約50人が登校し、コーラン(イスラム教の聖典)を詠唱。学生の一人(33)は「非常にうれしい。この素晴らしい取り計らいをしてくれた師に感謝している」とAFPに話した。 アブドル
バングラデシュ南東部コックスバザール付近の難民キャンプ内に設置されたイスラム神学校で勉強する子どもたち(2018年8月12日撮影、資料写真)。(c)CHANDAN KHANNA / AFP 【7月6日 AFP】バングラデシュの警察当局は4日、教え子の児童・生徒ら少なくとも12人をレイプした疑いで、地元モスクのイマーム(宗教指導者)も務めるイスラム神学校の校長を逮捕した。当局が5日、明らかにした。これを受け、事件が起きた町では数百人が抗議デモを行い、校長への裁きと相応の処罰を求めた。 【編集部おすすめ】悪霊も退散? アルゼンチンの「悪魔払い教室」 逮捕されたのは、首都ダッカ郊外のファトゥッラ(Fatulla)にあるイスラム神学校「バイトゥル・フダ・カデット・マドラサ(Baitul Huda Cadet Madrassa)」の創立者で校長のアル・アミン(Al Amin)容疑者。同容疑者は「悪魔
バングラデシュのダッカで殺害されたヌスラット・ジャハン・ラフィさんの写真を掲げる抗議者ら(2019年4月12日撮影)。(c)SAZZAD HOSSAIN / AFP 【4月19日 AFP】バングラデシュで、校長からのセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を警察に通報した女子学生が、複数の人物に火を付けられて後に死亡する事件があった。警察が19日、発表した。女子学生の襲撃を指示したのは、セクハラを行った校長だったとみられている。 10日に病院で死亡したのは、イスラム神学校に通っていたヌスラット・ジャハン・ラフィ(Nusrat Jahan Rafi)さん(19)。先月下旬に警察に行き、校長からセクハラを受けたと通報した。そのもようを撮影し、後に広まった動画には、地元警察署長がラフィさんの訴えを受理しながらも「大したことではない」と受け流している様子が捉えられている。 ラフィさんはその後、複数
バングラデシュ・バンドルボン県の帰還センター建設現場でセメント袋を運ぶ、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャの建設作業員(2018年11月12日撮影)。(c)Sam JAHAN / AFP 【11月13日 AFP】バングラデシュに逃れたミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の帰還開始が週内に予定される中、ロヒンギャが難民キャンプから逃亡する事態が相次いでいる。帰還は本人の意思に基づいて行うものとされているが、難民コミュニティーのリーダーらの話によると、強制送還されるのではないかと恐れているという。 バングラデシュ南東部コックスバザール(Cox's Bazar)の国境地帯では、自らの意思に基づく帰還計画の下、第1陣のロヒンギャ難民約2260人が15日からキャンプを出発する予定となっている。 しかし難民コミュニティーのリーダー役らは12日、この計画によって難民の間に動
マレーシアの首都クアラルンプールで、空港にそびえ立つ管制塔と飛び去る飛行機(2014年12月11日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / MOHD RASFAN 【3月5日 AFP】マレーシアの格安航空会社マリンドエア(Malindo Air)の旅客機内でフライト中、バングラデシュ人の男(20)が裸になって乗務員を襲った容疑で逮捕された。同航空会社が5日、明らかにした。 地元紙ニュー・ストレーツ・タイムズ(New Straits Times)の報道によると、旅客機は3日、クアラルンプールを出発。離陸後まもなく男は服を脱ぎ捨てた後、自身のノートパソコンでポルノ動画を見始めたという。 マレーシアの大学に通う学生だというこの男は、乗務員の指示に従っていったんは服を着用。しかし女性乗務員らを抱き締めようとして拒否されると、攻撃的になり乗務員を襲ったと同紙は報じた。 乗務員と複数の乗客らが男
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く