ドイツの連邦議会は7日夜、性的指向を変えられるとする「転向療法」を18歳未満の若者に提供することを禁止する法案を可決した。
ドイツの連邦議会は7日夜、性的指向を変えられるとする「転向療法」を18歳未満の若者に提供することを禁止する法案を可決した。
福島県郡山市の品川萬里市長が「タバコは嗜好品ではなく『薬物』」と発言し、JT(日本たばこ産業)などが発言の撤回を求めた意見書を提出して議論になっている。市長という立場から公的な発言とされ、地元の葉タバコ農家やタバコ販売業者などへの配慮から批判の声もあるが、市長は医学的な見地からの発言で謝罪を否定しているようだ。 ニコチンという薬物 禁煙外来という医療機関がある。タバコを止めたいという意志のある喫煙者に対し、3割負担で禁煙治療の保険診療が可能となる病院や診療所だ。保険適用されていることで、喫煙習慣が「病気」と考えられていることがわかるだろう。 なぜ喫煙が病気と考えられているかといえば、喫煙した結果、肺がんや心臓病などにかかるリスクが高まることもあるが、ニコチンの持つ強い依存性によるところが大きい。つまり、喫煙というのはニコチン依存症(Nicotine Dependence)という病気なのだ。
2020年4月から始まる受動喫煙対策で、厚生労働省が複数階ある施設で2階以上のフロア全体を「喫煙室」とみなすフロア分煙を容認したことについて、日本禁煙学会は20日、認めないよう求める要望書を同省に提出した。「空調の問題などで、煙が下の階に漏れることがあり、フロア分煙では受動喫煙被害は防げない」などとしている。 今年7月に成立した改正健康増進法では、多くの人が使う施設や飲食店は原則屋内禁煙とし、喫煙室以外では基本的に喫煙できない。客席100平方メートル以下などの既存店では例外的に喫煙を認める。 ただ、フロア分煙では、密閉された喫煙室をつくる必要がなく、店側の選択肢が増える。客席100平方メートル超の大手チェーン店などでも、加熱式たばこに限れば、2階以上のフロア全体で喫煙しながら飲食や遊技などができるようになる。 学会の作田学理事長は「喫煙者が下の階を通り過ぎるときに、3次喫煙ともいえる受動喫
日本学術会議主催公開講演会「身体・性差・ジェンダー生物学とジェンダー学の対話ー」に参加してきました。 事前参加申し込みが定員に達して断られた方もあるようで、確かに会場はほぼ満杯という盛況ぶりでした。 主催者側から江原由美子先生と黒川会長のご挨拶があり、総合司会の後藤俊夫先生が猪口邦子大臣からのメッセージを読み上げて始まった。 講演は、以下の通り。 原ひろ子「男女共同参画社会の実現と学術の役割」 上野千鶴子「ジェンダー概念の意義と効果」 束村博子「女と男はどう違う?ー生物学的視点からー」 大内尉義「性差医療の可能性」 井谷恵子「ジェンダー研究からみた体育・スポーツの可能性と課題」 休憩を挟んで、予め予定されたディスカッサント(以下)からのコメントがあった。 竹村和子 長谷川真理子 黒田公美 五十嵐隆 加賀谷淳子 その後、ようやく総合討論となって、フロアからも質問・コメントができるようになり、
奇妙なフェミニズムの潮流 私は長いことフェミニストをやっている。フェミニストであることを後悔したことは一度もない。そして、歴史上フェミニズムが経験した失敗とか、今だと素っ頓狂に思える今は廃れた理論などについて学ぶのが昔から好きだ。 そんなのはおかしいと思うあなたは、視野が狭すぎる。先達がどういうところで失敗したのかについて学ぶのは、今後の戦略を考える上で重要なことだし、内省のきっかけにもなる。 私はふだん演劇史を研究しているが、少しでも歴史にかかわることを研究したことがある人なら、過去に向き合うことの重要性を知っているだろう。「都合の悪いことには目を向けない」という否認主義的な歴史修正主義は人を幼稚にする。フェミニズムについても同じだ。 一方で、私は自分があまり歴史家らしくないと思うこともある。というのも、私は科学史学会というところに所属しているのだが、科学思想の歴史を研究している人たちと
LGBTQを象徴する虹色の旗を手首に巻いて手をつなぐカップル(2018年6月30日撮影、資料写真)。(c)TED ALJIBE / AFP 【10月22日 AFP】米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は21日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権が「ジェンダー(社会的性別)」の定義について、生まれ持った生殖器によって決まる生物学的性別に限定し、不変なものと位置付ける法案を検討中だと報じた。 ニューヨーク・タイムズが入手したメモによると、米保健福祉省は、政府の助成する教育課程においてジェンダーに基づく差別を禁じた連邦公民権法の下で、法律上の性の定義を規定しようとしている。 保健福祉省の提案するジェンダーの定義は、今年の春ごろに起草され回覧されていた草案によれば、性別とは男性か女性のいずれか一方とされ、「生まれた時または生まれる前に確認された不変の生物学的
「地毛でも、黒髪に強制的に染めさせる」「部活に強制入部」ーー。理由のない厳格な校則が「ブラック校則」と呼ばれ、ネット上で物議を醸す事例が増えている。 そんな中、ランジェリーショップ「BODY FOCUS」が8月22日、「下着屋として言わずにはいられないーー」と前置きした上で、こんなツイートを投稿した。 校則で下着の色が白と決められているという記事をよく見かけます。理由で多く見るのが「透けないように」。下着屋として言わずにいられないので簡単な検証をしました。肌よりも薄い淡い色はとっても透けます。透けないようにが目的の校則であれば是非キャミなどインナーの着用をお勧めします🙇♀️ pic.twitter.com/kBEzSmg5D6 — BODY FOCUS (@body_focus) 2018年8月22日
かつて自著に「自分の気持ちに素直に従って自由に行動しています」と記した安倍昭恵氏(56)。森友問題を巡る軽率な言動が批判を浴びても、その人生哲学には幾分の揺らぎもなかったようだ。今度は“トンデモ科学”という新たな火種に接近しているというのである。 「昭恵さんとは先日のイベントでご一緒しました。昭恵さんは来るかどうかわからないので、口外しないように言われましたね」 こう語るのは「胎内記憶」の存在を唱え、講演や執筆活動をしている産婦人科医の池川明氏(63)だ。子供… この記事は有料記事です。 残り2175文字(全文2407文字)
2004年の調査では、受動喫煙の影響で、1年間に世界で約60万人が亡くなっているといわれています1)。また、日本だけみても、受動喫煙が原因となって発症する肺がんと虚血性心疾患だけで、年間約6,800人が死亡していると報告されています2)。 Öberg, M. et al. : Lancet 377(9760) : 139, 2011 望月 友美子:平成22年度厚生労働省科学研究費補助金 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業「今後のたばこ対策の推進に関する研究」 第57巻第13号「厚生の指標」2010年11月
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