Published 2024/05/24 07:30 (JST) Updated 2024/05/24 07:48 (JST) 1995(平成7)年5月24日、村山富市首相は官邸でサッチャー前英首相(左)に対し、勲一等宝冠章を贈った。サッチャーさんは非公式訪問を含め9回来日。政府は叙勲の理由として「首相退任後も日英関係向上に貢献している功績が顕著」などを挙げた。サッチャーさんは「感慨無量で喜びにあふれている」と謝意を述べた。
Published 2024/05/24 07:30 (JST) Updated 2024/05/24 07:48 (JST) 1995(平成7)年5月24日、村山富市首相は官邸でサッチャー前英首相(左)に対し、勲一等宝冠章を贈った。サッチャーさんは非公式訪問を含め9回来日。政府は叙勲の理由として「首相退任後も日英関係向上に貢献している功績が顕著」などを挙げた。サッチャーさんは「感慨無量で喜びにあふれている」と謝意を述べた。
古代ローマ帝国23代皇帝、ヘリオガバルス(204年- 222年)は14歳で凱旋即位したときに、女王のような衣装を着て現れたことでローマ人を戦慄させたという逸話が残されている。 ヘリオガバルスがトランスジェンダーだったかどうかの議論は、学者の間でも意見が分かれているが、イギリスにあるノース・ハートフォードシア博物館は、今後この皇帝の展示の表示を”彼(He)”ではなく”彼女(She)”あるいは”彼女の(Her)”に変更する予定だ。 これはかつて、ヘリオガバルス皇帝自身が「私を殿下と呼ばないで欲しい。私は淑女なのだから」と言ったと古典文書に記されていることを受けてのことだという。 ローマ皇帝ヘリオガバルスをトランスジェンダーに認定した博物館 博物館の広報はこう語る。 「過去の人物の代名詞をきちんと特定するのに配慮するのは、その人物に礼儀正しく敬意を払いたいという希望からです。ただそれだけのことで
Published 2023/05/26 21:55 (JST) Updated 2023/05/26 22:11 (JST) 【ベルリン共同】ドイツの警察当局は26日、英人気ロックバンド「ピンク・フロイド」元メンバー、ロジャー・ウォーターズさんが、ベルリンでのコンサートでナチス親衛隊(SS)の制服に似た衣装を着たなどとして、憎悪をあおった疑いで捜査を始めたと明らかにした。地元メディアが報じた。 報道によると、ウォーターズさんは先週開いたコンサートで、赤い腕章と黒いロングコートを着用。大型スクリーンに「アンネの日記」で知られるユダヤ人少女、アンネ・フランクらの名前を表示し、観客に向けて機関銃を発砲するような演出を行った。 ウォーターズさんはこれまでも反ユダヤ主義的な発言で批判を受けていた。
【4月28日 AFP】英国のバレエ団、バーミンガム・ロイヤル・バレエ(Birmingham Royal Ballet)のリハーサルスタジオで、ダンサーがピルエットにエアギター、跳躍にヘッドバンギングを組み合わせた新しいステップを試みている。キューバ出身の芸術監督、カルロス・アコスタ(Carlos Acosta)氏(39)が考案した世界初のヘビーメタルバレエ、「ブラック・サバス──ザ・バレエ(Black Sabbath -- The Ballet)」だ。 2020年に英国第2の都市に降り立ったアコスタ氏は、この街の文化遺産をたたえようと決意。バーミンガム出身のバンド「ブラック・サバス」のオリジナルメンバーでギタリストのトニー・アイオミ(Tony Iommi)さん(75)に話を持ち掛けたところ、フロントマンのオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)さんの賛同を得た。 アイオミさんは27
Content warning: Discussion of genocide, violence. Images of neo-nazis and fascist rhetoric. Genocide is a terrifying prospect. Fascism and totalitarianism are very real risks of escalating conflict for which it is important that we as a society remain vigilant. Over the last year or two there has been an increase in alarm raising over an impending “trans genocide” with varying degrees of evidence
スタジアムで十字軍の衣装を着て代表チームに声援を送るイングランドのサポーター/Hasan Bratic/SIPA/Shutterstock (CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会は25日、B組の試合でイングランドと米国が対戦した。この試合に先駆け、国際サッカー連盟(FIFA)は、イングランドのファンが身に着ける十字軍の衣装について「挑発的」だとの見解を示した。 一部のイングランドファンはスポーツのイベントに参加する際、イングランドの守護聖人、聖ジョージの仮装をすることで知られる。兜(かぶと)や鎖帷子(くさりかたびら)を思わせる衣装に十字架をあしらった衣服を合わせ、プラスチック製の剣を手にするいでたちが定番だ。 FIFAはCNNの取材に答え、「アラブ地域や中東にいる状況で十字軍の衣装を身に着ける行為は、イスラム教徒から挑発的ととられる可能性がある。このため反差別に取り組む担
【10月24日 AFP】フランスの高級ブランドから英王室の結婚式の引き出物まで、プラスチックに代わる素材として黄麻(ジュート)の人気が世界的に高まっている。 袋・バッグ製品だけをとっても、ジュート製品の市場規模は2024年までに30億ドル(約3400億円)を超えると予想されている。 インドはこうした消費者の変化に乗じて、停滞しているジュート産業を再興し、ジュートの用途を「ずだ袋」からファッションに広げようとしている。 ジュートは栽培過程で二酸化炭素(CO2)をよく吸収する上、綿花よりも水など天然資源の使用量が少ないので環境活動家からも支持されている。 世界のジュートはほぼ全てがインドの西ベンガル(West Bengal)州一帯と隣国バングラデシュで栽培されている。インドが英国の植民地だった時代、ジュートはインド経済の主要産業の一つで、世界中にジュート生地が輸出されていた。 しかしより安価な
[ロンドン 8日 ロイター] - ジョン・レノンの「イマジン」発売から9日で50年になるのを記念し、歌詞を建物に投影するイベントが8日までに世界各地で行われた。 ロンドンの議事堂やセント・ポール大聖堂、ニューヨークのタイムズスクエアなどで、「Imagine all the people living life in peace」という歌詞がプロジェクションマッピングで映し出されたほか、東京でも「想像しよう。すべての人々が平和に生きていると」という和訳文が投影された。 ジョン・レノンの「イマジン」発売から9日で50年になるのを記念し、歌詞を建物に投影するイベントが8日までに世界各地で行われた。写真はロンドンのセント・ポール大聖堂で撮影したビデオから(2021年 ロイター)
アラン・チューリングの肖像が描かれた新紙幣。英ミルトンケーンズで(2021年6月21日撮影)。(c)Joe Giddens / POOL / AFP 【6月23日 AFP】英国で23日、新50ポンド紙幣が発行された。第2次世界大戦(World War II)中の暗号解読者アラン・チューリング(Alan Turing)の肖像が描かれている。23日はチューリングの誕生日だ。 【関連記事】同性愛の英数学者チューリングに死後恩赦、「現代計算機科学の父」 数学者だったチューリングは、現代のコンピューター科学の父と呼ばれる。1941年、ナチス・ドイツ(Nazi)の暗号機「エニグマ(Enigma)」の解読チームを率いた。 英中央銀行であるイングランド銀行(Bank of England)のアンドルー・ベーリー(Andrew Bailey)総裁は、「同性愛者でもあり、そのせいで過酷な扱いを受けた」チューリ
エリザベス女王の夫フィリップ殿下の死去を受けて、英ロンドン郊外ウィンザーの街頭に掲示された肖像(2021年4月13日撮影)。(c)Ben STANSALL / AFP 【4月16日 AFP】英国放送協会(BBC)は15日、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の夫フィリップ殿下(Prince Philip)の死去を受けての放送中止や番組変更に関する苦情が11万件近くに上ったと明らかにした。 フィリップ殿下が9日に99歳で死去したことを受け、公共放送のBBCは主要チャンネルのBBC OneとBBC Twoの全番組を変更し、同時に同じ追悼番組を放映した。BBCのラジオ局も編成を変更してニュース番組を放送した。 BBCが隔週で発表している苦情報告によると、フィリップ殿下死去をめぐる報道に関する苦情は15日までに10万9741件。うち10万4010件は11日までに寄せられた。多くは
昨年、慈善団体「クイーンズ・コモンウェルス・トラスト」の会議に出席した際のヘンリー王子(2019年10月25日撮影)。(c)Jeremy Selwyn / POOL / AFP 【7月7日 AFP】英王室を離脱したヘンリー王子(Prince Harry、35)が、英国とその旧植民地などから成る英連邦(Commonwealth)に対し、植民地時代の過ちを認めるよう呼び掛けた。 ヘンリー王子は、祖母エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が首長となっている英連邦の若者を支援する慈善団体「クイーンズ・コモンウェルス・トラスト(Queen’s Commonwealth Trust)」の会長を務める。6日、同団体が主催した若者リーダーらのビデオ会議に、現在拠点としている米国から妻のメーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)とともに参加。今回の会議は、アフリカ系米国
バンクシーは、英ブリストルで黒人差別に反対するデモの最中に奴隷商人の銅像が引き倒された事件を巡り、銅像を元に戻してデモ参加者らの像と一緒に配置する「改修案」を示した。写真は9日、バンクシーのインスタグラムより(2020年 ロイター/Instagram/@banksy) [ロンドン 9日 ロイター] - 正体不明の路上芸術家バンクシーは、英南西部ブリストルで黒人差別に反対するデモの最中に奴隷商人の銅像が引き倒された事件を巡り、銅像を元に戻してデモ参加者らの像と一緒に配置する「改修案」を示した。 米国で起きた白人警官による黒人暴行死をきっかけに世界中で抗議デモが続く中、ブリストルで7日に行われたデモでは、奴隷貿易によって巨万の富を築いた17世紀の商人エドワード・コルストンの銅像が引き倒され、海中に投げ込まれた。この事件を英国の帝国主義との決別として評価する声もあれば、犯罪行為だとして眉をひそめ
画像説明, ドナルド・トランプ米大統領(左)、テリーザ・メイ英首相(中央)、ジェレミー・ハント英外相(右)
津田梅子が鵜呑みにした父親の話 外国人が描いた日本の農村の「事実」 粗末な宿と粗野な現地人 不潔で苦難に満ちた山村生活 奴隷同然の「嫁」 「ぞっとするほどひどい」日本食 「事実」の記載と差別の違い 津田梅子が鵜呑みにした父親の話 こちらの記事で、新五千円札の顔になる予定の津田梅子(津田塾大学創設者)が、父親から聞いた話を鵜呑みにして朝鮮人への差別意識にまみれた手紙を書いていたことを指摘した。 1883年に書かれた問題の手紙の内容は以下のようなものだ。[1] 父が帰ってきました。二、三日前に、思ったより早く着いたのです。朝鮮についてとても興味深くおもしろい話をしてくれました。いくつかの点では、動物の方がこのような汚い朝鮮人よりましだと思いますし、あるところには本当に野蛮な人びとがいるのです。彼らの衣服や食料はとてもよいのですが、粗末に不潔につくられているのです。家は掘っ立て小屋のようだし、妻
第2次世界大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人などの大虐殺(ホロコースト)について、イギリスの成人の20人に1人が「起きなかった」と考え、12人に1人が「誇張されている」と考えていることが明らかになった。イギリスのホロコースト・メモリアル・デー・トラスト(HMDT)が2000人以上を対象に行った調査に調査した結果。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く