沖縄県内の泡盛メーカーの若手技術者が、企業の垣根を越えて新たな泡盛造りに挑んでいる。泡盛は発酵させたもろみを蒸留して造るが、新たに開発中の泡盛は蒸留工程を3回繰り返すというかつてない製法が特長だ。雑味を除き、米の甘みを引き立てるなど、理想の香りや味を求めた試み。
沖縄県内の泡盛メーカーの若手技術者が、企業の垣根を越えて新たな泡盛造りに挑んでいる。泡盛は発酵させたもろみを蒸留して造るが、新たに開発中の泡盛は蒸留工程を3回繰り返すというかつてない製法が特長だ。雑味を除き、米の甘みを引き立てるなど、理想の香りや味を求めた試み。
沖縄県内でおなじみの「ウメーシ」と呼ばれる黄色と赤色の配色が印象的な箸。沖縄そば店や食堂でもよく見掛ける県民御用達の日用品が食卓から“消える”危機に直面している。メーカーの廃業に伴って生産が中止となり、那覇市内の卸業者が抱える在庫分がなくなり次第、市場への新規の出荷はできなくなる見込みだ。関係者から「沖縄文化の象徴のひとつがなくなる」と惜しむ声が上がっている。 正式な商品名は「竹塗箸」で、30年ほど前から県内で流通している竹製の箸。抗菌作用を持たせるためにウコンを使った染料で染め、滑り止めに漆を塗りつけている。製造元である鹿児島県薩摩川内市の竹材加工業「中西竹材工業」が廃業し、先月いっぱいで生産がストップした。 生産中止について、卸元であるカネナガ商事(那覇市壺屋)の田川信次さん(42)は「1本ずつ手作りしていたが、職人の高齢化が進み、後継者の確保ができなくなった。原材料の高騰によるコスト
サトウキビの搾りかす(バガス)で作ったジーンズを身につけるさとうきび創生ラボの富井岳さん=4日、浦添市港川の「SHIMA DENIM WORKS」 沖縄県内外の若手の会社経営者7人で構成するさとうきび創生ラボ(浦添市)は、サトウキビの搾りかす(バガス)をすき込んだ「バガス和紙糸」を完成させ、県内でジーンズに仕立てて浦添市港川の「SHIMA DENIM WORKS」で販売している。年間約20万トンが排出されるバガスに利用価値やファッション性を付加することで、担い手不足などに直面するサトウキビ農業の活性化を後押しする。 昨年10月に立ち上がったさとうきび創生ラボの設立目的について、メンバーの富井岳さん(27)は「サトウキビ畑は沖縄の原風景。この風景を守るために農業以外の形で僕たちに何ができるか考えた」と語る。 サトウキビの新たなブランディングで目を付けたのが、バガスの繊維質を生かしたデニム生地
寝ながら読書できる器具を発案し特許を取得した伊芸盛俊さん=5月30日、宜野湾市の自宅 【沖縄・宜野湾】伊芸盛俊さん(78)は4月、寝ながら読書できる器具を発案し特許を取得した。子どものころ、勉強が嫌いだったという伊芸さん。「これがあれば勉強が好きになったのに」と苦笑いしつつも、明るく語った。 「まわりの勉強できる子がうらやましかった」と当時を振り返る。両親の期待にも応えられなかった。卒業した後は自動車学校の指導員などの仕事をした。退職し「学問を身に付けていなければ損だ」と思った伊芸さん。自分なりに勉強に興味が持てるような方法を考えた。今年1月、アイデアを思いつき設計図を作成した。大工に頼み、3月に完成した。 「書見器」という名称で特許庁に登録申請し、4月に登録された。 書見器は自分の目線に合わせ、本の角度や高さの調整ができる。今後商品化する予定はないが、特許権を業者に売ることを考えていると
県産米での琉球泡盛造りを目指す取り組みが始まった。泡盛のほとんどはタイ米が原料で、県産米を使う銘柄はわずかだ。ワインや日本酒は「テロワール」(地域の特徴)を持たせることで付加価値を高め、海外輸出につなげている。国や県は、泡盛原料米をつくる農家に交付金を支給して県産米による泡盛生産を後押しする。 多くの銘柄の中で、県産米使用の泡盛は「照島」「尚円の里」など数少なく、ほとんどがタイ米使用だ=9日、那覇市首里の泡盛館 宮腰光寛沖縄担当相自ら「琉球泡盛テロワールプロジェクト」と名付けた計画の説明会が1月27日、那覇市の沖縄総合事務局で開かれた。米産地の首長や農業団体、酒造所らが一堂に会した。宮腰氏は「泡盛の原産地にタイ産米と表記すると諸外国では評価がもらえないのが現状だ。本事業で泡盛と県産米を結び付けたい」と語り、協力を呼び掛けた。 県は泡盛原料米(加工米)の生産拡大に向け、国の交付金を活用した新
YouTubeで注目を集める、せやろがいおじさん 動画投稿サイト「Youtube(ユーチューブ)」に配信されている「せやろがいおじさん」と称するユーチューバーの動画が、全国から注目を集めている。動画の撮影場所は沖縄の青い海。Tシャツ、赤いふんどし姿の男性が時事問題などについて鋭く突っ込み、関西弁で「そうだろうが」という意味の「せやろがい」との言葉で締める。小型無人機(ドローン)も駆使した凝った映像で、独特な早口のメッセージが受けている。 特に注目を集めたのは「東京オリンピックのエゲツないボランティア募集について」。予算が膨れているにもかかわらず、スポーツドクターまでボランティアで募集する「お偉いさん」の姿勢を批判し、9月7日の公開から再生回数は22万回を超えた。 「おじさん」の本名は榎森耕助さん(31)。沖縄の芸能事務所、オリジン・コーポレーションに所属するお笑いコンビ「リップサービス」と
第3回コインランドリー店アワード2018で最優秀賞を受けたフトン巻きのジローの森下洋次郎社長=13日、与那原町 ランドリージロー(南風原町、森下洋次郎社長)が運営するフトン巻きのジローが、全国の優れたコインランドリーを評価する第3回コインランドリー店アワード2018で最優秀賞に輝いた。フトン巻きのジローは布団を丸洗いできることが特徴で、11月には埼玉県と栃木県に初の沖縄県外店舗をオープンする予定。森下社長は「沖縄の会社でも全国に通用することを示していきたい」と強調した。 コインランドリー店アワードは、東京ビッグサイトで14日まで開催されている第3回国際コインランドリーEXPO2018のメインイベントとして行われ、全国から37店舗がエントリー。最優秀賞は最も評価が高かった1店舗のみに与えられる。フトン巻きのジローは大型洗濯乾燥機を活用しあらゆる種類の布団を簡単に洗浄できることや、布団を安全に
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沖縄県名護市沿岸で13日夜、米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の垂直離着陸機オスプレイが不時着を試みて浅瀬に着水し、大破したのは、空中給油の訓練中のトラブルでプロペラを損傷したためだ、と米海兵隊が14日発表した。米軍はオスプレイの飛行停止を表明する一方、オスプレイ自体が原因ではないと強調した。 在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官が、記者会見して明らかにした。 ニコルソン氏によると、事故機は沖縄本島の東方約30キロ付近を飛行しながら空中給油機から給油を受ける際、給油ホースが切れてオスプレイのプロペラが損傷した。機体は不安定な状態になり、普天間への帰還を試みたが、パイロットの判断で、目的地を、市街地に囲まれた普天間ではなく、東海岸沿いのキャンプ・シュワブ(名護市)に変更した。しかし、たどりつけず、午後9時半ごろ不時着水を試みたという。 ニコルソン氏は県民に「謝罪します」と述べつつ「パイロットが
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