安倍晋三官房長官(衆院山口4区)が一日、自民党総裁選に正式に出馬表明しました。次期首相の最有力候補とみられている同氏の政治資金を調べてみると、企業・団体献金をがっぽり受け取り、一日に六回の飲み食いをするなど、国民の感覚とはあまりにもかけ離れている実態が浮かび上がりました。 二〇〇五年分の政治資金収支報告書は、近く官報で公開予定のため、調べたのは〇四年分。安倍氏が支部長の「自民党山口県第四選挙区支部」、安倍氏の資金管理団体「晋和会」をはじめ、関連政治団体間のおもなカネのやりとりは図のとおりです。耐震強度偽装事件で起訴されたヒューザー社長の小嶋進被告が国会で安倍氏とのかかわりを明らかにした「安晋会」は政治団体の届け出をしていません。 先物関係会社も 「第四選挙区支部」は、地元山口県下関市、萩市などの建設会社や医療法人など百六十三団体・企業から四千万円近い献金を集めています。このなかには、日本ユ