以前取材した性暴力関連のイベントで、登壇者が「痴漢防止のためのポスターは『痴漢は病気です。犯罪者になる前に病院へ行こう』という内容ではどうか」と提案したことがあった。アルコール依存症やギャンブル依存症と同じように、「痴漢するスリルがやめられない」人が実際に存在する。性犯罪の加害者治療にあたる精神科医から「『痴漢は犯罪です』というポスターを見ても、痴漢加害者は『自分は優しく触っているから痴漢じゃない』と思い込んでいる」と聞いたことが、この提案の背景にあった。(詳細はこちらの記事) 痴漢は依存症であり、病気。だから再犯防止ための治療が必要であると言われる。一方で、性被害の現場を知る人からは「病気と見なされれば免罪されてしまうことになるのでは。それが怖い」という声もある。 今年8月に刊行された『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)は、痴漢や強姦など性犯罪の加害者臨床に携わってきた精神保健福祉
京都御所があり、四季を通して観光客に人気がある京都御苑(京都市上京区)で、許可なくドローンを飛ばして問題になるケースが相次いでいる。今年に入って9件が確認され、いずれも外国人が操縦していた。住宅密集地などでのドローン飛行は禁止されているが、訪日客や留学生らにどう伝えるか、関係者は頭を悩ませている。 9月6日午前、御苑内の御所の西側で、男女がドローンを飛ばしていた。皇宮警察の職員から通報を受けた京都府警上京署員が現場に駆けつけ、やめさせた。 操縦していたのは、新婚旅行で京都を訪れていた英国籍の20代の夫婦。約5メートルの高さのドローンから自分たちの姿を撮影していた。御苑のそれぞれの入り口には飛行禁止を伝える日本語の表示、マークがあるが「禁止されていると知らなかった」と話したという。 京都御苑では昨年3月にも、中国人留学生の男性(当時20)が「桜を撮るため」と無許可でドローンを約2分間飛ばし、
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