【ソウル聯合ニュース】4月下旬に軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開かれる第3回南北首脳会談では、朝鮮半島に関する議題が包括的に取り上げられるとみられる。 今回の会談は南北間で和解や協力関係を模索するレベルを越え、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「仲介」した歴史的な初の米朝首脳会談の議題と議論の方向性を占うリトマス試験紙としての性格も帯びているため、南北関係の改善と交流協力の活性化に限らず「非核化」と「平和体制」に関するあらゆる議題が扱われる見通しだ。 会談の議題は、文大統領が昨年7月に北朝鮮に示した南北の経済共同体構想などを含む「新ベルリン宣言」からある程度推測できる。 文大統領は当時「核問題と平和協定を含む南北間の全ての関心事を対話のテーブルに載せ、朝鮮半島の平和と南北協力のための議論をすることが可能だ」と明らかにした。 また、国際社会と共に完全な北朝鮮の核廃棄と平和体制