「初めて来た時は30代だったのに、いつの間にか50代になりました。カンヌに来るたびに今でもワクワクします」 第71回カンヌ映画祭が中盤に差し掛かった15日(現地時間)、現地のホテルで会った是枝裕和監督(56)の言葉だ。2001年映画『DISTANCE』でカンヌを初めて訪れた次世代監督はいつのまにか日本を代表する巨匠になった。パルム・ドール賞候補であるカンヌ映画祭コンペティション部門への正式出品は今回だけで5度目になる。 新作『万引き家族』は、この日まで公開されたコンペティション部門11本(全体21本)の中で最高の評価を受けている。英字メディア「Screen Daily(スクリーンデイリー)」の星取表(jury grid)では平均3.2点(4点満点)をつけ、フランスのジャン・リュック・ゴダール(3点)や中国のジャ・ジャンクー(2.9点)らを抜いている。また、別のメディア「Variety(バラ
司法解剖を終えた乳児の遺体の頭部にレジ袋をかぶせられ、精神的苦痛を受けたとして、兵庫県丹波市の両親が21日、県警の委託で遺体の処置にあたった神戸市中央区の葬儀会社を相手取り、慰謝料など220万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁に起こした。遺体を引き取った両親が包帯の下のレジ袋に気づき、県警に抗議していた。 訴状などによると、亡くなったのは生後5カ月の北野正弥(しょうや)ちゃん。昨年10月4日朝、母恵さん(36)の隣で寝ていたが、ぐったりしているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。県警は死因を調べるため司法解剖を実施。翌日、両親に遺体を返した。 恵さんは正弥ちゃんの顔が腫れていたため頭部の包帯をほどき、レジ袋がシャワーキャップのように付けられているのを見つけた。葬儀会社の担当者は「体液が漏れ出すのを防ぐ目的」と説明したとされる。 遺体の扱いについて、死体解剖保存法は「特に礼意を失わ
レバノン南部サイダの東方シブリンにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)所有の学校で、米国の拠出金削減に抗議するバナーを掲げる子どもたち(2018年3月12日撮影)。(c)AFP PHOTO / Mahmoud ZAYYAT 【5月20日 AFP】スイスのイグナツィオ・カシス(Ignazio Cassis)外相は17日、70年前のイスラエル建国によって発生したパレスチナ難民の帰還は「非現実的」であるにもかかわらず国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は帰還の望みを難民に持たせ続けており、これが中東紛争が解決しない一因になっていると指摘した。カシス氏は難民の受け入れ先での社会統合に重きを置くべきだとの考えも示した。 UNRWAは、1948年のイスラエル建国を契機とした戦争で約70万人のパレスチナ人が避難したり居住地を追い出されたりした状況を受けて設置された。これらのパレスチナ
仏映画監督のリュック・ベッソン氏、ドイツ・ベルリンにて(2018年2月17日撮影)。(c)AFP PHOTO / Stefanie LOOS 【5月20日 AFP】映画『グラン・ブルー(The Big Blue)』、『ニキータ(Nikita)』、『レオン(Leon)』などで知られるフランスの映画監督リュック・ベッソン(Luc Besson)氏(59)が18日、性的暴行の疑いで若手女優から告訴された。司法筋が19日、明らかにした。 ベッソン氏の弁護士によると、同氏は告訴内容について「根も葉もない言い掛かり」だと強く否定しており、告訴に踏み切った女優に対して「不適切な態度を取ったことは一度もない」と主張している。 司法筋によると、女優は17日夜から18日にかけてパリのホテルでベッソン氏から性的暴行を受けたと主張しており、告訴を受けて仏パリの警察が捜査を開始した。 また、女優はベッソン氏と2年ほ
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