独北部ハンブルクで行われたキリスト教民主同盟(CDU)の会合で、アンネグレート・クランプカレンバウアー氏(左)の新党首への選出を祝うアンゲラ・メルケル首相(2018年12月7日撮影)。(c)Odd ANDERSEN / AFP 【12月8日 AFP】ドイツの与党キリスト教民主同盟(CDU)は7日、党首を引退するアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相の後任を選ぶ選挙を実施し、接戦の末にメルケル首相の側近、アンネグレート・クランプカレンバウアー(Annegret Kramp-Karrenbauer)氏(56)を新党首に選出した。 クランプカレンバウアー氏は、元院内総務のフリードリヒ・メルツ(Friedrich Merz)氏(63)との決選投票で52%の過半数を確保し当選した。企業弁護士のメルツ氏は、2009年にメルケル氏との勢力争いに敗れいったん政界を離れており、中道寄りのメルケ