「住宅弱者」がいることを知っていますか? 国籍や性別、貧富の差にかかわらず、誰もが住まいを選べる世界の作り方とは
「男同士のパートナーシップにこだわって生きてきました」 そう語るのは、新宿でバー「TAC’S KNOT」を営む大塚隆史さん。 まだゲイの当事者の間でさえ「男同士で一緒に生きること」が珍しかった1970年代から、自身がゲイであることを公表し、その存在をポジティブに可視化してきた。 アーティストとしても長年活動し、1990年代のゲイ・ブームを牽引した。そんな大塚さんが、70歳をむかえる節目に制作した映像作品が、現在Youtube上で公開されている(全5話)。 タイトルは「トモちゃんとマサさん」 “ゲイの老後”が中心となる作品だが、描いたのは男性同士のパートナーシップではなく、「その周囲の人との関係」だ。 長年こだわって発信してきたパートナーシップではなく、なぜ”周囲の関係”に焦点をあてたのか。昨今のLGBTをめぐる社会の動きや、同性婚についての考えを伺った。 死はいつも意識しているけど、楽しく
台湾の醤油メーカー「金蘭醤油(KIMLAN)」が、レズビアンの家族をテーマにしたCMを公開。大きな反響を呼んでいる。 「金蘭醤油」は台湾醤油の代名詞的存在で、創立60年を超える老舗メーカー。 そんな同社は、11月24日に行われる「同性婚の是非を問う国民投票」に向けた応援CMを公開した。 CMの冒頭、ママと娘が仲良く家路につく様子が描かれており、よくある家族の光景と思わせる。 CM後半、家に帰ってきたのはパパかと思いきや・・・もう一人のママだった! 二人のママと娘。しかし、何も特別なことはない。 どこにでもある、ごくごく”ふつう”な家族の食卓が描かれる。 CMは、以下のナレーションで締めくくられる。 「家庭によって料理の味は異なります。濃かったり、薄かったり、ちょっと特別だったりもしますよね」「テーブルに愛がある限り、誰もが味わうことができる幸福の味がそこにはあります」 これは家庭によって味
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皆さん、アウトドアは好きですか? わたしは好きです! YouTubeでキャンプ動画なんかもよく見ています。サクサクいう落ち葉を踏む音、ちょろちょろ流れる水の音、パチパチという焚き火の音…。癒されますよねー。 で、「ソロキャンプよいなぁー、自分もやりたい」と思った時に、すぐできるかどうか。いや、できるし、してる人はいると思うんですけど。そこで、迷いなく「やろう!」と実行できるか、ためらってしまうか。そこで、実はジェンダー差があるように思います。 これって、本人のやる気とか、心持ちとかじゃないんですよね。社会的にどう扱われるか、どう見られるか、という問題なので。 わたしが「それ」を一番初めに感じたのは、大学の時でした。当時から長野とか奥多摩とか、軽いハイキングを一人でするのが好きだったわたしなのですが(友達いなかったともいう)徐々に山道を一人で歩くのが怖くなってきたんです。「今、ここで、襲われ
ホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画『Whitney(原題)』トレイラー ディズニー・パークス・アンド・リゾーツがレインボーのミッキー帽リリース アリゾナ州フェニックスがレインボーの横断歩道採用 ハワイが未成年者へのゲイ治療禁止 アダム・リッポンとガス・ケンワージー、ホワイトハウスへの訪問を断る 男性らがゲイバッシングでレストラン提訴 米カリフォルニア州 ゲイ男性が自転車用チェーンで殴られ意識不明に 豪クイーンズランド ホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー映画『Whitney(原題)』トレイラー ホイットニー・ヒューストンの人生を描いたドキュメンタリー映画『Whitney(原題)』の公式トレイラーが公開されました。YouTubeで見ようとすると「この動画はお住まいの地域ではご利用いただけません」と出てきてしまいますが、Imdbなら見られます。 ケヴィン・マクドナルド(K
2018.01.26 14:15 ドラマ『女子的生活』が描く「性別」というファンタジー 男女のあわいを巧みに体現する志尊淳 1月26日に最終回をむかえるドラマ『女子的生活』(NHK)はトランスジェンダー女性である主人公・みき(志尊淳)の、アパレル会社勤務の生活を描いている。周りには、みきの部屋にとつぜん転がり込んでくる高校時代の同級生だった後藤(町田啓太)、会社の同僚のかおり(玉井詩織)と仲村(玄里)、みきと恋人関係になるゆい(小芝風花)らがいる。そう書くとかんたんなのだけど、とても奥深い。その要が志尊淳の見事な演技だ。 トランスジェンダーという存在は、その当事者の生きる社会において、生物学的性別と紐づけられた「男性/女性とはこう」という価値観にもとづく服装、振る舞いに違和感を持ったり、移行するもの、と言える。『女子的生活』のみきは、男性として生まれたけれど(実際は、子どもの出生時にわたし
先週末、久々に遊びに行ったバーで、出会った美少女が「来年から、ワーキングホリデーにアイルランドに行く!!」とはしゃいでいた。自分はワーキングホリデーはしたことないんですが、やっぱり仕事で海外行くときめちゃくちゃテンション上がってたので、ちょっとそんなことを思い出し、頑張れー!とほっこりしながら、海外移住について考えてました。 自分は一応海外で仕事をしてますが、これまで、あんまり仕事について書いたことがありませんでした。でも、やっぱり、最近考えることは「仕事」についてが多くなってきました。昔は、恋愛についてばっかり考えていたんですが、大人になりましたね〜! というのは、ちょっと前の記事にも書いたんですが、カムアウトするとかしないとかって、本質的には「自分が自分らしくいられるか」っていう話だよなーとずっと思っていて。 www.atashimo.com 結局、カムアウトに限らないですが「自分を偽
現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。今回は都内在住で、非常勤や派遣講師で生計を立てるハルオミさん(52歳)のケースに迫る。彼は子どもの頃から、恋愛対象が同性だった。 都心のビル街が虹色に染まった。横断幕や小旗、うちわが躍る。プラカードには「結婚したい!」「多様性=強み」「自分らしくいられる未来を」のメッセージ。風船で埋め尽くされたフロート(山車)から1970年代のディスコミュージック「セプテンバー」が流れる。若者はもちろん、車いすに乗った高齢者、家族連れといった参加者が沿道の人々とハイタッチを交わしていく。 2017年5月、東京・渋谷。LGBTなど性的少数者への理解を訴える東京レインボ
わたしは「女性になりたい」と性に悩んでいた10代の頃、親にカミングアウトして相談して病院に行って精神科で性同一性障害の診断を受けたことがある。 診断は、いろいろなテストを行って男性脳か女性脳か測るテストだった。わたしは、そこで自分自身を知りたかったので、先生の質問にもテストにも正直に答えた。そこで出た結果は、「男性的でもあり女性的でもある丁度、中間」という結果だった。 そして、先生に「だから、あなたは性同一性障害ではありません」と言われた。え、ちょっとまって、そもそも中間ってなに?じゃあ、わたしは男なの?女なの?男性脳か女性脳か調べるテストなのに、中間なんて答えが出たら、そもそも男性とか女性とかの二択じゃないじゃん!って思った。 そのとき、「あぁ、そうか。性同一性障害かどうかなんて、関係ないんだ。例え、わたしが男性脳だと診断されても、わたしは女になりたい気持ちは変わらない」と分かった。病院
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