タグ

2017年5月22日のブックマーク (4件)

  • 父の死で知った「代替療法に意味なし」

    2015年の春、母がアルツハイマー病を発症したという事実は、徐々に母の親戚や交友関係に広がっていった。経路は主に電話だった。 この時期、母はまだ電話の応対ができたが、それでも「様子がおかしい」と気が付く人もいる。そんな人は、私が電話に出ると「最近どうなさったのでしょうか」と聞いてくる。 それとは別に「このところ水泳に来ていませんがどうなさいましたか」「もうずいぶんとコーラスのサークルにいらっしゃっていませんけれど、具合でも悪いのでしょうか」といった電話もある。最初のうちは、適当にごまかしていたが、やがてごまかすわけにはいかなくなった。 「実は認知症を発症しまして……」 と説明すると、大抵は息を呑み、「お大事になさってください」という言葉と共に電話を終えることになる。中にはお見舞いを送ってきてくれる人もある。それは大変ありがたいことなのだが、どうにも対応に困るものもあった。 「これを飲んでみ

    父の死で知った「代替療法に意味なし」
  • 今、風は変わった。投資のチャンスです。

    今、風は変わった。投資のチャンスです。
  • 投資チャンスはいったん終了。次を狙うには?

    4月19日の連載で、「今、風は変わった。投資のチャンスです。」と題して、トランプ政権成立から続けていた弱気姿勢を変更しました。 トランプ政権に対する見方が変わったわけでも、「日の企業収益がピークに近い」という見方を変えたわけでもありません。ですが、為替と株価が政治的状況に過剰反応している、と見て、リバウンドを予想しました。 目先の材料は出尽くした 過剰反応を具体的に言いますと、「トランプ旋風」と呼ばれた相場が、3月13日(月)に日経平均を1万9633円、1ドルを114.88円の水準まで引き上げた後、4月14日(金)には日経平均株価1万8335円、ドル円が108.64円まで急落したからです。 原因はいくつか挙げられます。トランプ政権はオバマケアの代替策を成立させることができず、シリアに巡航ミサイルを放ち、北朝鮮との緊張は高まりました。そこで、今まであった「トランプ氏の政策への期待」に対す

    投資チャンスはいったん終了。次を狙うには?
  • 空前の技術者不足、それでも転職しないのは臆病風に吹かれたか

    技術者にとって、今は千載一遇の転職、そしてキャリアアップの好機だ。空前の技術者不足と言ってよい状態で、技術系の転職サイトの求人倍率を見ても8倍前後の“高原状態”が続いている。まさに引く手あまたなのだが、どうもおかしい。これだけの売り手市場になる原因は、単に技術者の絶対数の不足という事情だけではあるまい。見方を変えれば、多くの技術者が転職したがらないのではないか。 IT業界技術者やユーザー企業のIT部門に所属する技術者は、仕事内容に対する処遇の不満、自分の今後のキャリアに対する不安、そして技術力を高める機会の無さから来る焦燥感が満ちあふれている。だったら来、これだけの転職の好機を見逃さないはずはない。確かに最近、転職した技術者の話をよく聞くようにはなった。だが、“技術者大移動”が起こるまでには至っていない。 なぜ技術者の多くは、これだけの好機を棒に振るのか。臆病風にでも吹かれたのか。求人

    空前の技術者不足、それでも転職しないのは臆病風に吹かれたか