日本の電機産業の収益が悪化してきて、韓国や台湾の企業にヘッドハンティングされていくエンジニアが話題になっていますね。 日本のエンジニアがアジアの企業に移ることで技術流出だとか、裏切りだとか。 その一方、日本企業がやりたい仕事をさせてもらえないのであれば、仕方ないのではないか、とか。 見方は色々でしょうが、私が気になるのは、エンジニア個人にとって、本当にプラスになる転職なのか。 よくよく考えた方が良いと思います。 これは、海外企業に移るケースだけではなく、あらゆる転職にあてはまりますが、技術者はノウハウを身に付けている以上、法的な問題とは別に、転職によりIPや技術流出の話は必ず起きます。 例えば、アメリカのIT企業からスピンオフしてベンチャー企業を興す場合に、古巣の企業から訴えられることもあります。 その一方、グーグルからヤフーにマリッサ・メイヤーが移ったケースのように、(今のところは)転職