鎌倉市の由比ヶ浜で出土した長谷小路遺跡の発掘現場を見学に行ってきました。石棺墓と被葬者の保存状態が良くて驚きました。 鎌倉市の由比ガ浜にて、鎌倉市内では初めての発見となる古墳時代の箱式石棺墓(はこしきせっかんぼ)が出土しました。 報道を見る限りでは、骨の保存状態も極めて良さそうです。そんな折、発掘現場で1日限りの一般公開があるというので見に行ってきましたれぽ!(⊙Д⊙) まずは立地のご紹介から。今回の遺跡は江ノ電・由比ヶ浜駅すぐ裏にあたります。海から300mほど内陸に入ったエリアで、「由比ヶ浜こどもセンター(仮称)」の建設が予定されていたとのこと。 鎌倉・長谷小路遺跡の全体像 遺跡の時代背景 遺跡は様々な時代のものが文字通り折り重なっていました。古いものは古墳時代(中~後期)から、中には中世に至る生活用品も。 海にほど近いことから砂壌土が吹き寄せて、古い時代のものがどんどん埋まって積層構造