東芝は12月18日、業界最大級の容量となる512GバイトのSSDを製品化し、来年第1四半期(1~3月)にサンプル出荷、第2四半期に量産すると発表した。サンプル価格は15万円。 43ナノメートルプロセスの多値NANDを採用して容量を拡大。次世代プロセスに対応した新開発のコントローラーにより、多値NANDを高速・並列動作させ、従来製品よりデータ処理速度を2倍以上高速化した。 読み出し速度は最大240Mバイト/秒、書き込み速度は最大200Mバイト/秒。インタフェースはSerial ATA II。 3ミリ厚の小型基板に搭載したモジュール品と、基板をそれぞれ2.5/1.8インチケースに収めた完成品の3タイプを提供する。 新製品は来年1月8日から米ラスベガスで開かれる「2009 International CES」に参考出展する。 関連記事 「最低でもシェア50%を」──SSDに東芝の技術を結集 東芝