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ブックマーク / engineer.fabcross.jp (11)

  • 「若返り薬」を実現か――ハーバード大、細胞を若返らせる化学薬品を発見 - fabcross for エンジニア

    ハーバード大学医学部の研究チームは、化学的アプローチにより細胞を若い状態にリプログラミングする初の手法を発表した。これまでリプログラミングは、遺伝子導入をする必要があった。研究成果は、『Aging』誌に2023年7月12日付で公開されている。 David A. Sinclair博士をリーダーとする今回の研究は、分化した体細胞に「山中因子」と呼ばれる4種類の遺伝子を導入することで、iPS細胞を作製する発見を踏まえて実施された。iPS細胞の発見により、細胞が若くなりすぎたり細胞のがん化を引き起こしたりすることなく、細胞の老化を逆転できるのかという問題が提起された。 今回の研究では、若い細胞と老化細胞を区別するために、定量的核-細胞質分画化(quantitative nucleocytoplasmic compartmentalization:NCC)アッセイなどのスクリーニング法を新たに開発し

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  • 淡水化も精製も不要――海水から直接水素を製造する安価な手法を開発 - fabcross for エンジニア

    オーストラリアのアデレード大学化学工学科の研究チームが、淡水化や精製、アルカリ化などの前処理プロセスなしに、天然の海水をそのまま原料として直接電気分解し、水素を安価に製造する手法を考案した。表面にCr2O3層を導入したCoOxを触媒としたものであり、高価な貴金属触媒を用いて、高度に精製された水を電気分解する現行の水素製造プロセスと同等の結果が得られることを示している。研究成果が、2023年1月30日に『Nature Energy』誌に論文公開されている。 燃料電池車や発電などの分野において、CO2を排出しない次世代エネルギーとして期待されている水素は、化石燃料の部分酸化や水蒸気改質、または水の電気分解によって製造されている。特に、再生可能な電力を用いた水の電気分解は、製造工程においてもCO2を排出しないことから、最もグリーンな水素製造法として期待されている。 現在実用化されている水電解法に

    淡水化も精製も不要――海水から直接水素を製造する安価な手法を開発 - fabcross for エンジニア
  • ガラス上でテントウムシが滑らないのはなぜか、40年議論された脚裏の接着原理を解明 NIMS - fabcross for エンジニア

    物質・材料研究機構(NIMS)は2021年6月3日、東京大学、キール大学と共同で、長年議論が続いていたテントウムシの脚裏の接着原理を解明したと発表した。分子間力(ファンデルワールス力)が主な接着の原因であることを証明したという。 持続可能社会では、リサイクル時に強力な接着が分離の妨げとなるため、接着力があり容易に剥離できる接着技術の開発が進められている。バイオミメティクスでは、接着と剥離を迅速に繰り返して天井や壁を歩行する爬虫類や昆虫の脚の機能が注目されている。 研究チームは、テントウムシの脚裏が剛毛になっているにもかかわらず、ガラスのような平滑面を滑らずに歩ける機能に着目。テントウムシの足裏からは分泌液も出ており、接着の原理が剛毛と接地面の分子間力なのか、分泌液による表面張力なのか、40年解明されていなかったという。 研究チームは今回、分子間力に影響する剛毛表面と基板間の分泌液の厚さの測

    ガラス上でテントウムシが滑らないのはなぜか、40年議論された脚裏の接着原理を解明 NIMS - fabcross for エンジニア
    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2021/06/07
    ヤモリの足のアレかぁ
  • 自己修復するアルミニウム合金を開発――疲労寿命を25倍に延長 - fabcross for エンジニア

    オーストラリアのモナシュ大学の研究チームが、アルミニウム合金の疲労寿命を最大25倍向上する手法を考案した。自動車や航空機に使用される前に、予備的な振動応力を与える「トレーニング処理」により、疲労亀裂の発生源になる粒界隣接部の無析出物帯に、応力誘起の微細析出物を生成して強化し、疲労亀裂の発生を抑制するものだ。研究成果が、2020年10月15日の『Nature Communications』誌に公開されている。 アルミニウム合金は、鋼などに比べて著しく軽量であり、また錆や腐に対する抵抗性が高いことから、航空機はもとより最近では自動車にも使われるようになってきている。しかし、重要な欠点の1つは疲労破壊特性が劣ることであり、航空機では疲労亀裂が発生、伝播することを前提として、多数の部品を事前に計画的に交換しているのが現状だ。 アルミニウム合金の場合、疲労亀裂は結晶粒界隣接部に必然的に存在する無析

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  • アメリカ、2020年末までに1フィートの定義を国際基準に統一 - fabcross for エンジニア

  • 42は3つの立方数の和で表せる――惑星コンピューターを使って最後の難問を解く - fabcross for エンジニア

    ブリストル大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)が率いるチームは、65年におよぶ数学パズルで、最後まで残っていた解を求めることに成功した。 この問題は1954年にケンブリッジ大学で設定された方程式 x3+y3+z3=k について、k=1から100までのすべての解を求めるというものだ。このディオファントス方程式(Diophantine Equation:多変数多項式の整数解や有理数解を求める問題)を解くには、膨大な計算を必要とするため、当時すぐに手に負えなくなった。しかしその後のコンピューターの進歩により、それぞれのkについて解が求まり、あるいは解がないことが証明され、「33」と「42」が残っていた。このうち「33」については、ブリストル大学のAndrew Booker教授がスーパーコンピューターを使って解を求めることに成功し、残るは「42」だけとなっていた。 奇しくも「42」は、イギリス

    42は3つの立方数の和で表せる――惑星コンピューターを使って最後の難問を解く - fabcross for エンジニア
  • ほとんど水、カロリー4分の1の「バター」を開発――人工安定剤不要、タンパク質やビタミンの追加も可能 - fabcross for エンジニア

    ほとんどが水で構成される低カロリーの“バター”が開発された。この研究は、コーネル大学の品科学の教授のAlireza Abbaspourrad氏らによるもので、2019年6月27日に『ACS Applied Materials & Interfaces』に掲載された。 この研究では、バターの代替品を作り出すために、ごく少量の植物油と乳脂肪を使って大量の水を乳化する新しいプロセスを見出した。水と油を乳化すること自体は新しくないが、今回、高内相エマルション(high-internal phase emulsions: HIPE)技術を用いることで、最終組成が水80%、油20%の“バター”を作り出した。 一般的なバターは、水分が約16%、脂肪が約84%となっている。大さじ1杯当たり、脂肪が約11g、ほぼ100カロリーだ。それに対し、今回開発された“バター”は、大さじ1杯当たり、脂肪2.8g、25

    ほとんど水、カロリー4分の1の「バター」を開発――人工安定剤不要、タンパク質やビタミンの追加も可能 - fabcross for エンジニア
  • IHI、戦闘機用ジェットエンジンのプロトタイプ「XF9-1」を納入 - fabcross for エンジニア

    IHIは2018年6月29日、将来の戦闘機用を目指した推力15トン級ジェットエンジンのプロトタイプエンジン「XF9-1」を、防衛装備庁航空装備研究所に納入したと発表した。 同社は2010年度、世界最先端技術を取り入れた戦闘機用エンジンを提案し、圧縮機、燃焼器、高圧タービンの試作などの要素研究を実施。2013年度には、エンジンの中心部であるコアエンジンを設計製造し、高圧タービン入口温度1800℃の作動健全性を確認していた。 そして今回、コアエンジンをベースとして前部にファン、後部に低圧タービン、アフターバーナー、排気ノズルを装着したXF9-1を設計し、製造した。なお、XF9-1の全長は約4.8mで、入口直径は約1m、最大推力の仕様は、アフターバーナー作動時で15トン以上、非作動時で11トン以上となっている。 同社は、今回納入したプロトタイプエンジンを万全の態勢でサポートし、引き続き世界に誇る

    IHI、戦闘機用ジェットエンジンのプロトタイプ「XF9-1」を納入 - fabcross for エンジニア
  • 東北大など、災害救助犬の活性度をモニタリングするサイバースーツを開発 | fabcross for エンジニア

    東北大学、麻布大学、奈良先端科学技術大学院大学、熊大学などによる研究グループは2017年11月1日、「犬の情動をリアルタイム推定するサイバースーツ」を開発したと発表した。内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)タフ・ロボティクス・チャレンジの一環として行われた研究の成果だ。 同プログラムでは、災害の予防・緊急対応・復旧、人命救助、人道貢献のためのロボットに必要な様々な技術の研究開発を進めている。東北大学の大野和則准教授、濱田龍之介助教を中心とする研究グループでは、災害救助犬の被災者探査活動を支援するため、カメラやセンサーなどを用いた計測・認識技術により救助犬の活動能力を向上させるサイバースーツの開発に取り組んできた。探査活動中に犬の活性度が下がると、被災者の探索能力が下がるが、これまでのサイバースーツは、活動中の犬の活性度を計測し可視化

    東北大など、災害救助犬の活性度をモニタリングするサイバースーツを開発 | fabcross for エンジニア
    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2018/10/10
    サイバードッグかぁ
  • 微小な光による意思決定デバイスの実現に貢献――山梨大ら、光記憶結晶にナノメートルスケールでアルファベットパターンを描画 | fabcross for エンジニア

    山梨大学、龍谷大学、情報通信研究機構(NICT)は2018年10月4日、ナノメートルサイズの針先の近接場光により、光記憶性能を持つフォトクロミック単結晶の表面に光の波長以下の大きさのパターン(アルファベット)を描き、さらに消去することに成功したと発表した。この成果は、波長より小さなスケールにおいて、意思決定などの知的機能に必要な動的記憶構造を実証したものとなる。 近年、「自然知能」と呼ばれる全く新しいタイプの機能が注目され、新たな光材料や光デバイスを用いた光コンピューティングによる実現に向けて活発な研究が行われている。主要な要素である光記憶においては、光による分子の構造変化(光異性化)によって光情報を記録/消去できる「フォトクロミック分子」が注目されている。分子1個の大きさは1nm程度であり、超小型の不揮発性メモリと言える。 研究チームは、これまで光プロセスのみでは実現が困難だった光情報記

    微小な光による意思決定デバイスの実現に貢献――山梨大ら、光記憶結晶にナノメートルスケールでアルファベットパターンを描画 | fabcross for エンジニア
  • 秀丸かサクラか、あなたはどっち? 仕事で使うテキストエディタの一番人気は【ビジネスツール調査:テキストエディタ編】 | fabcross for エンジニア

    秀丸かサクラか、あなたはどっち? 仕事で使うテキストエディタの一番人気は【ビジネスツール調査:テキストエディタ編】 menu ポイント テキストエディタは「秀丸」と「サクラ」の二強。認知率トップは「秀丸」(25.2%) 仕事に使うのは「秀丸」(7.0%)より「サクラ」(10.8%) Windows95時代からずっと「秀丸」、高機能でありながらフリーな「サクラ」 「秀丸」「サクラ」よりも満足度が最も高かったのは「Atom」 調査概要 エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」は、25~59歳の会社員400人(一般200人、製造・ITエンジニア200人)を対象に、「ビジネスツール」に関するアンケート調査を行いました。 URL:http://engineer.fabcross.jp/ 普段の業務で使っているSNSやオンラインストレージなどのツールについて、認

    秀丸かサクラか、あなたはどっち? 仕事で使うテキストエディタの一番人気は【ビジネスツール調査:テキストエディタ編】 | fabcross for エンジニア
    John_Kawanishi
    John_Kawanishi 2018/10/10
    消費税3%の頃にNIFTY-Serveでレジストして以来秀丸エディタだなぁ
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