東京ビッグサイトで6日、東京消防庁の年頭恒例行事「出初式」が行なわれた。昨年の遠隔操縦型の消防ロボット「デュアルファイター」(無人放水車「ドラゴン」と有人操縦も可能ながれき撤去車「セイバー」の2台1組)に引き続き、今年もロボット系の消防車両「双腕重機」が登場。2つの腕を持つロボット的な要素も持った重機で、軽々とがれきを撤去していくたくましいマシンだ。今回、コックピット内も含めて多数の角度から撮影してきたほか、消防演技(消防活動のデモンストレーション)で実際にがれきを撤去する様子も撮影できたので、その模様を紹介する。
2009年8月15日(土)、お盆まっただ中の福島県郡山市・ホテルハマツ特設会場にて、キャラクターロボット限定のバトルイベント「サンライズヒーローロボットバトル」が行なわれた。『機動戦士ガンダム』シリーズを中心に、『勇者特急マイトガイン』『蒼き流星レイズナー』『BRIGADOON まりんとメラン』といったアニメをモチーフとしたロボットが次々と登場。“実写版スパロボ”ともいえる戦いが繰り広げられた。 ●サンライズヒーローロボットバトルとは? 今回開催された「サンライズヒーローロボットバトル(略称、S.H.R.B)」は、タイトルに冠された「株式会社サンライズ」が著作権を持つキャラクターロボットに似せたロボット“だけ”が参加できる格闘競技会だ。おそらく、これほどはっきりと「見た目」で制限を加えた大会は史上初めてだろう。 企画したROBO-ONE委員会公認審査員でもある、株式会社サンライズ企画室室長
【やじうまRobot Watch】 巨大な機械の「クモ」2体が横浜市街をパレード! ~横浜開港150周年記念テーマイベント「開国博Y150」プレイベント 4月19日(日)、横浜市内を2体の巨大な機械仕掛けの「クモ」が歩き回った。横浜市は今年、横浜開港150周年記念を迎え、記念イベント「開国博Y150」を企画している。その宣伝のプレイベントとして17日からは横浜港周辺で、日本初上陸となるフランスのナント市とトゥールーズ市を拠点とするスペクタクルアート劇団「ラ・マシン(La Machine)」による巨大な油圧式の「クモ」のショーが行なわれていた。そして19日は午後2時頃から「クモ」が新港ふ頭から赤レンガ倉庫付近、そして日本大通りへと横浜市内を歩き回った。日曜日の横浜で大勢の人が見物し、街中は大混雑となった。 この「クモ」は高さがおおよそ12m、重さは37t程度。「レ・メカニック・サヴァント」(
200万円のマジンガーZフィギュアが登場! ~バンダイ、「TAMASHII NATION 2009」を秋葉原UDXにて開催 株式会社バンダイは同社が展開する「超合金魂」「ROBOT魂」「GUNDAM FIX FIGURATION」ほか、大人向けコレクターズアイテムが一堂に会するスペシャルイベント「TAMASHII NATION(タマシイネイション)2009」を、3月26日(木)~3月29日(日)の日程で秋葉原UDXにて開催する。テーマはロボット大集合。ロボットトイを中心に企画された展示イベントだ。25日(水)にはマスコミ関係者向けプレビューを実施し、新製品を紹介した。ゲストに漫画家の永井豪氏らを迎え、新番組「真マジンガー衝撃!Z編 on television」の制作発表や、同社が展開する「超合金」シリーズの新提案としてカーボン/チタン製のコンセプトモデル「アーバンマテリアル超合金マジンガー
「新型ASIMO」と呼ばれている通称「走るASIMO」の1/8フィギュア「ASIMOアクションフィギュアII」が登場している。ホンダの二足歩行ロボット「ASIMO」のフィギュアである。関節自由度を26から34に増やし、身長を10cm伸ばした「新型ASIMO」が発表されたのは2004年12月のこと。しかしながら、これまで長らく「ASIMO」のアクションフィギュアはリニューアルされる前のバージョンのもの(製品名は「ASIMOアクションフィギュア」)しかなかった。ASIMO好きにとっては待望のフィギュアである。 企画・販売はこれまで同様、ホンダのグッズを取り扱っている株式会社ホンダコムテック。ホンダ関連グッズを扱っているショップや科学館のミュージアムショップなどで取り扱われている。筆者は日本科学未来館のミュージアムショップで購入したが、Webショップでの通信販売でも購入可能だ。旧来モデルはもう置
2008年国際航空宇宙展は、平日の1日(水)~3日(金)がトレードデー、週末の4日(土)・5日(日)がパブリックデーとなっていた。業界関係者しか入場できないトレードデーとは異なり、パブリックデーにはファミリーで来場する人も多いのだが、この両日、会場内のメインステージでは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が協力した「宇宙ステージ」というイベントが開催されていた。本レポートでは5日(日)の模様をお伝えしたい。 ● 月周回衛星「かぐや」の最新情報 まずは、JAXAが昨年9月に打上げた月周回衛星「かぐや(SELENE)」の公式レポートが行なわれた。登壇者は、かぐやサイエンスマネージャの加藤學・JAXA教授。 「かぐや」は、マイクロバス程度の大きさを持つ本格的な月探査機である。15種類もの観測機器を搭載しており、月の起源と進化の解明が期待されている。その1つとしてハイビジョンカメラも搭載されており、
ソニーCSL設立20周年記念企画展「Open Science:研究するということ」開催 ~お台場「ソニー・エクスプローラサイエンス」にて 既報のとおり、7月12日(土)からお台場・メディアージュ5Fにあるソニーの体験型サイエンスミュージアム「ソニー・エクスプローラサイエンス」にて、ソニーコンピュータサイエンス研究所(SONY CSL)設立20周年記念企画展「Open Science:研究するということ」が開催されている。 ソニーCSLインタラクションラボラトリーの研究内容を中心に、研究活動の一端を体験型展示で紹介したもので、各研究者の問題意識や解決の切り口などが垂れ幕で紹介されている。開催日程は7月12日(土)~9月23日(火祝)まで。「ソニー・エクスプローラサイエンス」常設展示の新展示に加わった作品も含めてレポートする。多くの展示は子ども向けの教育型コンテンツだ。 飛田博章氏による「Bu
2007年4月17日からオープンする、東京・秋葉原の複合施設「AKIBA TOLIM」の地下1Fに、京商株式会社のオフィシャルショップ「KYOSHO AKIHABARA」がオープンする。営業時間は11:00~21:00。年中無休。今回は16日に行なわれたプレス向け内覧会から中の様子をお届けしよう。 ● ミニカーと小型R/Cモデルがメイン 今回オープンした「KYOSHO AKIHABARA」は、2006年から表参道で営業している「KYOSHO OMOTESANDO」に続く、京商オフィシャルショップ第2号店だ。表参道で新業態として注目された、“商品の購入に加えて、バーを併設したミニサーキットで遊ぶことができる”という店舗形式は今回も踏襲されているが、店舗面積がほぼ倍(表参道:約40坪、秋葉原:約75坪)ということで、全体的に余裕を持ったつくりになっている印象だ。 販売商品の中心は、京商のダイキ
大和ハウス、ロボットスーツ「HAL」の量産工場を着工、10月に生産開始 ~2009年には月額7万円で個人への貸し出しも 大和ハウス工業株式会社は16日、CYBERDYNE株式会社が研究開発中のロボットスーツ「HAL」の量産工場を茨城県つくば市で着工した。竣工予定は2008年9月で、10月より生産を開始する。 敷地面積は6,313.46平方m、鉄骨造3階建で、延べ床面積は5,314.88平方m。10月の生産開始から年間500台を生産する計画。同時に大和ハウス工業、大和リースなどが医療機関、介護施設向けにリースを開始する予定。料金は月額20万円前後を予定している。また、2009年度中に個人への貸し出しも開始する。価格は月額約7万円で、医療機関向けのモデルとは若干仕様が異なる。 CYBERDYNE株式会社は、ロボットスーツ「HAL」の開発者として知られる筑波大学教授 山海嘉之氏がCEOを務める大
歩兵vsモビルスーツの異種戦闘もあり! ~Xbox 360用ミリタリーFPS「ガンダム オペレーショントロイ」の発売日が決定 長らく発売日が未定のままだった、Xbox 360専用のミリタリーFPS「ガンダム オペレーショントロイ」の発売日がついに決定した。6月26日(木)発売で、価格7,140円。 本作は、「機動戦士ガンダム」の一年戦争を題材にした内容のミリタリー系FPS。一兵士となって、生身で戦ったり、モビルスーツに乗り込んで戦ったりできる内容だ。アムロたちアニメで活躍したキャラクターや、特別な機体に乗り込んだエースパイロットたちになるのではなく、一兵士として広大な戦場で仲間とともに戦うのが特徴となっている。歩兵戦、モビルスーツ戦だけでなく、歩兵対モビルスーツも可能。兵士の視点から見た、全長18mのモビルスーツたちは圧倒的な迫力だ。 メインはXbox 360ならではの、Xbox LIVE
エスケイパン、Gogic Fiveの拡張キット「Gogic Racer」を発表 ~車に変形して走行可能な二足歩行ロボットに 株式会社エスケイパンは17日、同社の二足歩行ロボットキット「Gogic Five(ゴジックファイブ)」用の追加パーツ「Gogic Racer(ゴジックレーサー)」を発表した。11月発売予定で、価格は8,400円。 同社の二足歩行ロボットキット「Gogic Five」に装着し、自動車型に変形、車輪での走行が可能になるキット。人型から車型に変形し、前後への走行はもちろん、独自の機構により、左右への旋回も可能になっている。 付属品はタイヤ一式(前輪・後輪)、後輪駆動ユニット(360度回転サーボ×1、専用フレーム)、前輪用ステンレスフレームなど。今週末に開催されるアキバロボット運動会2007の同社ブースにて展示される。 Gogic Fiveは、全身5つの稼働軸のみで二足歩行が
株式会社バンダイは、アニメーション作品「攻殻機動隊」シリーズに登場するロボット「タチコマ」をモチーフにした玩具「電脳超合金タチコマ」を2008年2月下旬に発売する。価格は13,440円。 PCとUSBケーブルで接続することで、さまざまな機能を再現可能な超合金。付属のCD-ROMをPCにインストールして、タチコマをUSBケーブルで接続すると、PC上に「タチコマエージェント」が起動。このエージェントを通じてボイスメッセージやミニゲームなど、さまざまなコミュニケーションを楽しめる。 タチコマ本体には、スピーカやLEDのほか、タチコマの目玉が動くギミックも搭載し、エージェントに合わせて連動して動くしくみ。タチコマの声は劇中でもおなじみの玉川紗己子さんが担当している。 本体サイズは全高9.5cm(1/24スケール)。販売目標は2008年3月末までに2万個。11日から千葉県・幕張メッセで開催される「第
ロボットのなかでも、特に人気の高いのが「アンドロイド」という人間型のものだ。 ギリシャ語源で「男」をあらわす「andro」と「~のようなもの」である接尾語の「oid」の組み合わせからできている言葉で、アンドロイドというと、男の人造人間ということになる。 昔は、世の中の作家は、男の方が多かったので、本来なら「gynoid」としなければいけない女性型の人造人間までを含めて「アンドロイド」と呼んできた。もっとも、「女性型」や「女性の」と言葉の頭につけたり、近年はアンドロイドといえば、男女の区別もなくなっているけどね。 ● 創作に登場するのは圧倒的に女性型 女性であるメアリー・シェリーが創作した人造人間は、『フランケンシュタイン』に登場する「フランケンシュタインの怪物」で男性だが、以降、男性作家は女性のロボットや人造人間を登場させてきた。 リラダンの小説『未来のイブ』の「ハダリー」、フリッツ・ラン
11月27日、綜合警備保障株式会社(ALSOK)は、同社がこれまで開発してきたガードロボットと、人間の警備員を融合させた常駐警備システム「Reborg-Q(リボーグ・キュー)」を開発し、12月中旬から「アクアシティお台場」にて運用開始すると発表した。 「リボーグ」とは「リモート・サイボーグ」からの造語。「Q」はQuality(品質)、Quick(素早い対応)、Q&A(コミュニケーション)のQを意味している。綜合警備保障株式会社 ブロードマーケット事業部 課長代理 滋田浩嗣氏によれば、遠隔地にいるロボットを、あたかも自分自身の分身、あるいは拡張として連携させることで、警備員の能力を増強する人機一体を目指したシステム名称だという。 ロボット本体は、同社が2005年6月に開発・発表した「ガードロボ・D1」を改良したもの。寸法は高さ130cm、幅65cm、奥行き70cm。重量は90kg。動力はDC
株式会社サンリオの関連子会社で、「動刻」と呼ぶロボットの開発、企画制作などを行なっている株式会社ココロは、リアルな外見を持ち、空圧で動作する人体型ロボット「アクトロイド」の新型「アクトロイド-DER2」を、サンリオ本社で開催中の新製品内覧会で公開した。 既にレンタル事業を行なっている「アクトロイド-DER」の2台目となる。なおDERとは「ドラマティック・エンターテイメント・ロボット」の略称。 「アクトロイド-DER2」の人体部分の身長は165cm。可動箇所は47点。表情だけではなく手足を動かしたり体をひねることもできる。アクチュエーターはココロが独自に開発した「エアサーボシステム」が用いられている。ココロ独自開発のサーボバルブを経由して空圧でアクチェータを精密に制御するもので、小型かつ低騒音で、なめらかな動きを実現した。 「DER2」は、さらに小型のシリンダーを使うことによって、以前のバー
2006年3月に株式会社トミーと株式会社タカラが合併して発足した株式会社タカラトミー。彼らが、5月末に行なわれたアナリスト向けの決算説明会で、小型ロボットを開発していることを明らかにした。名前は「マイクロマシン(仮称)」。 大きさは15cm程度で、手のひらに収まる。重量は300g。日本ビクターが試作している小型ロボット「J4(20cm、770g)」よりも二回りほど小さく軽い。しかしながら関節自由度で17軸、ジャイロを1つ内蔵した本格的なロボットだ。歩行や起きあがりはもちろん、腕立て伏せやドラム演奏もできる。サーボは自社製だ。 驚くべき点は、販売予定価格をなんと3万円弱としているところ。カメラとBluetoothなどを付けた高機能版は4万円程度で出したいという。従来のロボットの1/3だ。発売は来年3月を予定し、既に生産準備に入っているという。 このロボットが出るとなると、まさに価格破壊である
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