米ペンシルベニア州フィラデルフィア発の飛行機内で微分方程式を解いていた男性が、不審者扱いされて事情聴取される事件が発生したという。これにより飛行機の出発は2時間遅れることになったそうだ(BBC)。 不審者扱いされたのは米国の名門大学の1つ、ペンシルベニア大学の経済学者、グイド・メンジオ准教授。メンジオ氏が機内で微分方程式を解いていたところ、隣に座った女性がによって客室乗務員を呼ばれ、その後捜査員のような男達によって機内から降ろされて事情聴取されたそうだ。 もちろん氏は単純に数式と格闘していただけであり、特に問題になるような行為はなかったことから、その後飛行機に搭乗したという。なお、不審に思った女性側はこの飛行機ではなく、後続の飛行機に変更したとのこと。