著者Jake Peterson – Lifehacker US [原文]翻訳春野ユリ 2024.09.01 lastupdate Microsoftは毎月第2火曜日に、前月のパッチ以降に同社が発見した脆弱性の修正を含む大規模なセキュリティ・パッチをリリースしています。今回(2024年8月)のPatch Tuesdayは特に重要です。 Microsoftはこの8月のアップデートで、なんと90件ものセキュリティ脆弱性を修正しました。 これらの脆弱性のうち10件は「ゼロデイ」であり、開発者がパッチを当てる前に脆弱性が発見されるタイプのセキュリティ脆弱性でした。さらに、この10件のうち6件は実際に悪用されています。 つまり、少なくとも脆弱なシステムを標的にするためにこれらのセキュリティバグを利用している悪意ある行為者が存在しているということになります。 残りの4件についても、悪用方法が見つかるのは
クラウドストライク事件(クラウドストラクじけん)は、クラウドストライクが作成したセキュリティソフトウェアの欠陥のあるアップデートにより、2024年7月19日にWindows 10及びWindows 11がクラッシュする全世界的なシステム障害である[1][2]。世界中の企業や政府を巻き込んだこの障害は、情報技術史上最大とも言われている。航空会社、空港、銀行、ホテル、病院、株式市場、放送などが影響を受けたほか、緊急電話番号やウェブサイトなどの政府サービスも影響を受けた。 世界的な経済的被害は少なくとも100億ドルと推定されている。数時間以内にエラーが発見され、修正版がリリースされたが、影響を受けたコンピュータは手動で修正する必要があったため、多くのサービスで障害が続いた。 クラウドストライク社のロゴ 7月18日、欠陥のあるアップデートの前に、マイクロソフトは、一部の企業のストレージへのアクセス
かつて、犯罪ネットワークのハッカー達は今ほど高度な知識も有しておらず、組織立ってもいませんでした。そして、オペレーティングシステムは、概ね安全だと言えました。 ですが今は、データを盗むことがビジネスになり、セキュリティは誰にとっても欠かせない重要事項となりました。そんな今だからこそ、Linux が、幅広く利用されている Windows より安全なのかを調査する良い機会とも言えるでしょう。 Windows の安全性はどうなの? 最近、Microsoft はオペレーティングシステムのコードベースを大幅に改善しました。独自のウィルス対策ソフトウェアシステムを追加し、ファイアウォールを改善、サンドボックスアーキテクチャを実装した他、プログラムが OS や他のアプリケーションのメモリ領域にアクセスするのを制限しました。 それでも、WIndows は苦境に置かれています。 ご推察の通り、オペレーティン
米Microsoftは7月20日(現地時間)、米CrowdStrikeのサービス更新が原因で世界同時多発的に発生したWindowsのブルースクリーン問題の影響を受けたPCが、世界で850万台と推定した。すべてのWindows端末の1%未満に当たるという。 同社は公式ブログで、この問題はMicrosoft側のインシデントではないが、Microsoftのエコシステムに影響を与えるので、24時間体制で作業し、サポートを提供していると説明した。 CrowdStrikeによる回避策、Windowsエンドポイントで状況を改善するための手順、手動修復ドキュメントとスクリプトなど、復旧に役立つ各種リンクも提示している。また、Azure顧客のためのインシデントの最新ステータスをダッシュボードで通知している。 CrowdStrikeは同日、この問題の原因と経緯を公式ブログで説明した。 Microsoftは、米
台湾でサイバーセキュリティのコンサルティングサービスを提供しているDEVCOREは2024年6月6日(現地時間)、PHPに緊急度が「緊急」(Critical)に分類される重大なセキュリティ脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると伝えた。 PHPに発覚した新たなセキュリティリスク この脆弱性はWindows OSにインストールされている全てのバージョンのPHPに影響を及ぼし、認証されていない攻撃者がリモートから任意のPHPコードを実行する可能性がある。Windowsの文字エンコード変換を処理するベストフィット機能に問題があり、攻撃者はベストフィット機能を悪用することでPHPのコマンドライン引数に任意の文字列を挿入し、悪意のあるPHPコードを実行できる。 特に影響を受けるのはPHP 8.3.8、PHP 8.2.20、PHP 8.1.29より前のバージョンだ。ユーザーは修正済みのバージョンにアップグレー
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