九州新幹線6時間停止 列車の電源喪失 2012年3月14日 01:17 カテゴリー:社会 九州 > 福岡 13日午後4時ごろ、福岡県筑後市の九州新幹線下り久留米-筑後船小屋間の架線にビニール(縦3・1メートル、横2・1メートル)が引っ掛かっているのを、新大阪発鹿児島中央行き「さくら557号」(8両編成、乗客約280人)の運転士が発見、非常停止した。架線の送電も緊急停止され、列車は乗客を乗せたまま、現場に6時間余り立ち往生した。JR九州は復旧作業のため、一時、上下線で運行を見合わせた。 JR九州によると、ビニールを見つけた運転士はショートなどの事故を避けるために、架線から列車への送電を止める運転台の「保護スイッチ」を押し、列車を停止させた。列車の電源で非常灯などは点灯させた。 現場に駆け付けたJR九州の作業員が同日午後6時13分ごろ、ビニールを除去。しかし、停止時間が長引き、列車のバッテ