「テレビ評」というものは、私の記憶で言えば80年代以前にはナンシー関出現以前には成立していなかったし、ナンシー関は「テレビ評」の黎明期の人間であって、いつまで経っても「現代のナンシー関」待望論がある以上、テレビ評の未来はないのである。 正確にはネットで「テレビ評」は育ちつつある。 たとえば「テレビのスキマ」なんて、面白くてヤバいだろう。 しかし、現状では今井舞みたいなどうしようもないやつが仕事をもらっているので、テレビ評の前途は暗い。 そんな流れの中で、 「テレビはつまらなくなった」 という論調が、(フジテレビ叩きなども含めて)ネットでは目立つようになった。 ますます、どうしようもない状況だ。 ・その1 実は「テレビがつまらなくなった論」の前がある。 それは「テレビCMを評価するという動きがめっきりなくなった」ということだ。 これがいつ頃からかは、よくわからない。 広告業界が、非常にもては