埼玉県警などとの合同パトロールに参加する日本クルド文化協会のクルド人男性(右)ら=4日夕、同県川口市のJR東川口駅(岩崎叶汰撮影) 埼玉県警は4日夕、同県川口市内で入管や地域住民らとの合同パトロールを行った。クルド人団体も初めて参加したが、代表者が「SNSは噓やデマが多い」「日本人もやっている」などと話し、好意的に伝えようと集まった一部報道陣が困惑する一幕もあった。 団体は在日クルド人でつくる一般社団法人「日本クルド文化協会」(川口市)。この日は同協会からクルド人の男女5人が参加した。ワッカス・チカン代表理事(32)は報道陣の取材で、一部クルド人による車の暴走行為やトラックの過積載が交流サイト(SNS)で批判されていることについて問われ、「SNSで出ているのは噓やデマが多い」と切り出した。 「われわれも同胞がルール違反をしているのではないかと独自のパトロールを始めたが、実際は皆で集まるくら