伊勢佐木署、106事件送検せず放置…時効成立 神奈川県警は22日、伊勢佐木署の刑事1課が1992〜2004年に取り扱った計106件の事件を、横浜地検に送検せずに放置していたと発表した。 いずれもすでに時効が成立している。県警は「異動期の引き継ぎの不徹底が原因」と説明し、関係者を指導したものの懲戒処分は行わない方針。 発表によると、106件の内訳は器物損壊54件、傷害30件、性犯罪10件、暴行5件、強盗1件など。捜査に着手した結果、被疑者が国外にいるなどの理由から進展が見込めないと判断された事件が中心という。このうち68件は告訴を受理していた。 刑事訴訟法は、警察官は告訴を受けた場合、速やかに関係書類と証拠物を検察官に送付しなければならないと定めている。 読売新聞 3月22日(金)23時11分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130322-0000