2010年8月30日のブックマーク (3件)

  • 川崎二三彦『児童虐待―現場からの提言』 - 紙屋研究所

    児童虐待の問題を調べていくと、児童相談所の役割や権限についてわかりやすい解説がないことに気づく。児童相談所というのは児童虐待だけを扱っているのか? そもそも国の機関なの? 市町村の機関なの? などという初歩的な質問に始まり、新聞などでよく見る「臨検(強制立ち入り調査)」と「立ち入り調査」はどこが違うの? いや「一時保護」と「立ち入り調査」は違うの? 「一時保護」は「施設入所」と同じなの? などの問題を一定程度、体系だって説明してくれるがほしいと思うのだ。 書はその役割をよく担っている。 加えて、たとえば児童相談所長が一時保護の判断の権限を与えられる。だが、それが重荷になってしまい、当なら司法を介在させるべきなのに、そんなことをやっている体制も時間もないというジレンマ。あるいはケースワーク主義と介入の葛藤の問題など、現在児童虐待対策をめぐる「対立・論争」点の基が大づかみにわかるように

    川崎二三彦『児童虐待―現場からの提言』 - 紙屋研究所
    K416
    K416 2010/08/30
    「とはいえ、そのような区分は現場ではあまり役に立たないのではないか」←なるほど。/体罰を受けた経験があり、なのに(ゆえに?)体罰を肯定的にとらえる学生さんは確かにいるな。この本を元に話してみようかな。
  • Current - Banking for Modern Life

    K416
    K416 2010/08/30
  • リバタリアンな制度は児童虐待を解決するか - on the ground

    最近、世間では児童虐待の問題が大きな注目を集めている。こうした時勢を受けて、リバタリアニズム・ジャパン・プロジェクト(LJP)のサイトに相次いで興味深いエントリが挙がっている*1。リバタリアン経済学者として知られる蔵研也氏は、「児童保護警察(NPO)が必要だ」と題する記事で、虐待被害を受けている児童を保護するための案として、親権者の住居に無断で踏み込むことも辞さないような過激な「児童保護NPO」の活動と、「警察の分割・民営化」の2つを挙げている。この提案に対してanacapさんは、「子供売買を合法化しよう」と応じている。いずれも相当に刺激的・挑発的な議論である。 これらの提案に対して、強い反発を覚える向きも少なくないだろう。だが私自身は、これらが検討にも値しないような類の暴論だとは思わない。かといって賛成するわけでもない。どれだけ、そしてどのように値するのか、順に検討しよう。 とはいえ、そ

    リバタリアンな制度は児童虐待を解決するか - on the ground