トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」 経済学者は現行の社会モデルや租税モデルが“持続不可能”だと気づきはじめている ジョン・ベイツ・クラーク賞を受賞した仏経済学者ガブリエル・ズックマン Photo: Ian C. Bates / The New York Times
クラウドコンピューティングサービスなどを手掛けるさくらインターネットは2023年6月16日、生成AI(人工知能)向けクラウドサービスを2024年1月から提供すると発表した。2025年度までに約135億円を投じ、同社が運営する石狩データセンター(北海道石狩市)内で「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」を2000基以上備えた大規模クラウドインフラを整備する。同インフラによる総演算性能は2EFLOPS(エクサフロップス)に上るとしている。まずは既設のサーバールームを利用し整備を進め、「計算規模拡大の際に新たなサーバールームを増設する」(同社)ことを想定している。 さくらインターネットは約135億円の総事業費のうち、半分ほどに当たる約68億円の補助を経済産業省から受ける。経産省はクラウドを構成するさまざまな要素をまとめて「クラウドプログラム」と呼称。経済安全保障推進法に基づく特定重
世界一、アルツハイマー病に罹りやすい日本人 日本人は世界一、アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)に罹りやすい国民と言えます。 ※アルツハイマー型認知症は認知症の半分以上を占める。 理由の1つは、日本人の寿命が長いことにあります。アミロイドβは、アルツハイマー病の症状が現れる20年くらい前から少しずつ脳に蓄積していることがわかっています。 たとえば、60歳頃から蓄積が進んでいっても、70代で亡くなるとすればアルツハイマー病に悩まされることはないかもしれません。でも、90代まで生きることができたらどうでしょう。発症してしまう可能性は大きくなります。 長寿は嬉しいことだけれど、それだけ「老化」の問題とも戦っていかねばならず、当然ながら脳の老化にも襲われるわけです。 もう1つ、とても重要なのが、日本には糖尿病患者が多いということです。糖尿病とアルツハイマー病は切っても切れない関係にあるのです
政府が16日に閣議決定した「骨太の方針」では、低成長が続く日本経済の再生に向けた改革の方向性が打ち出された。改革が進めば一つの会社で長く働き続けるといった、これまでの日本の〝常識〟も大きく変わり、国民の暮らしにも影響が及ぶことになりそうだ。 最も力点が置かれたのが、労働市場改革だ。終身雇用や年功序列など日本型雇用は、成長分野への労働移動を妨げるといった弊害が顕在化。その結果、世界をリードする新たな企業は誕生せず、賃金も伸び悩むといった現状を生み出している。 そこで骨太方針では、「人への投資」の抜本強化を掲げ、労働者のリスキリング(学び直し)を後押しする。従来のリスキリングは主に企業が学びの機会を提供してきたが、労働者が主体的に取り組めるよう「個人への直接支援を拡充する」とした。労働者にとっては自分の意思で新たな能力を身に付け、仕事も選ぶことができるようになる。 企業間で人材の奪い合いが生じ
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