台湾で預言者を自称する王超弘氏が、今月11日にマグニチュード(M)14の大地震が台湾を襲うと予言したことが、社会的な混乱をもたらしたとして検察当局から訴追されていたことが分かった。15日までに、地元メディアが伝えた。 同氏は「終末的な大地震」が11日の午前10時42分37秒に発生すると予告。「コンテナを改造したシェルターが身を守る最良の手段だ」と持論を展開した。避難用として200以上のコンテナが用意され、生活必需品も買い占められた。さらに、「地震とともに、高さ170メートルの津波が発生し、台湾の歴史的建造物は破壊されるだろう」などとブログに書き込んだことからパニックに。ある高齢者は5階の自宅から飛び降りた、などと報じられた。政府や学者は必死に否定したが、混乱は収まらなかったという。 王氏と信奉者は予告当日、シェルター周辺で地震の発生を待ち構えていたが、やじ馬は皮肉を込めて大きな時計を持