新型コロナウイルス禍の影響もあって低調だった楽器の売り上げが、回復しつつある。なかでも好調なのがエレキギターで、楽器店最大手の島村楽器では令和4年度下半期の売り上げが前年比で73%増加。ガールズバンドを描いた漫画・アニメ作品「ぼっち・ざ・ろっく!」の影響が大きいといい、東京・御茶の水の楽器店街では主人公が愛用するモデルが品薄になっている。 はまじあきさんの「ぼっち・ざ・ろっく!」は、ギター好きの女子高校生、後藤ひとりがバンド活動を通じて成長していく物語。昨年10~12月にはアニメ版も放送された。 「アニメの効果を感じている。コロナ禍も緩和してきたことで、バンドを組む人も増えてきた」。こう話すのは、作中にも登場するイシバシ楽器御茶ノ水本店でセールスマネジャーを務める森田将互さん。特に売れ行きが好調なのが、ヤマハのエレキギター「PACIFICA(パシフィカ)」シリーズで、同店では前年比約3倍の
![「ぼっち・ざ・ろっく!」効果でエレキギター人気が復活 コロナ禍で低迷の楽器市場も回復基調](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ddeb9f06ff3c1b3ce8d5007faf66e745feb6b857/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FNMdG2RESIR2AI8BGJg3RzR_btN4%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%281080x610%3A1090x620%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FHR2SKDOGQJPFPDTIEIERDYIPBM.jpg)