2019年7月12日のブックマーク (1件)

  • MMT論者は政府の管理能力を信用しすぎている

    MMT(Modern Monetary Theory: 現代貨幣論)をめぐる論争は、議論がかみ合わないことも多い。MMTに関する説明はWEB上への投稿など断片的なものが多く、体系的に説明されたものが少なかったため、理論の前提や提唱者たちがどう考えているのかよく分からない部分が少なくなかったことが一因だ。 しかし、2019年になってMMTの提唱者であるビル・ミッチェル教授やランダル・レイ教授が書いたマクロ経済学の教科書(注)が刊行されるなど、体系的に説明された書籍が増えてきたため、全体像が理解しやすくなった。 MMTが前提としている制度や政策運営のルールと、現在多くの国々が採用している政策とは異なっているということが十分に理解されていないことも議論のすれ違いを生んでいる。 (注)Mitchell,William and Wray, L. Randall and Watts, Martin,

    MMT論者は政府の管理能力を信用しすぎている
    KQX
    KQX 2019/07/12
    MMT論者も、国債発行による財政支出の拡大を続ければ、インフレが加速することは認めていて、インフレが深刻になってから歳出を削減すればよいと言っている。しかし、その時、景気を悪化させずに削れる歳出などない。