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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/IDA-10 (3)

  • ゲームを作ってるときに心がけてること - GAME NEVER SLEEPS

    今日はプレイテストがあった。開発中のゲームを、ある程度傾向の定まったグループに遊んでもらって、マジックミラーとかカメラごしにどんなところで詰まるのかみたり、あらかじめ用意した質問に答えてもらったり、ゲームの良かったところ悪かったところを討論してもらったりするイベントだ。 まあ、数週間おきにやってるもんだから、ある程度評価が予想できるし、いつもつい気が重くなってしまう。なぜかというと、けっこう厳しいことを言われるから。 特に若いグループは批判がキツくて、「PS2並」とか、「つまらない○○(大作タイトル)」とか、「ダウンロード用ならいいんじゃん」とか、「え、これ売るの?マジで?」とか、おしっこ漏れそうな罵詈雑言を毎回聞かされる。 だが、今回は違う。僕は周りに今回は大丈夫って宣言してた。ゲームの内容に対するチュートリアルが入り、ストーリーが語られるムービーが入り、適切な音楽が流れ、要するに最終的

    KQZ
    KQZ 2010/07/30
    うんうん
  • 東京ゲームショウで会ったコンパニオンと自分のこと - GAME NEVER SLEEPS

    初めて彼女と会ったのは関係者用の休憩室だった。コーヒーを飲みながら誰かが置いていったファミ通を読んで時間をつぶしていたら、目の前にどっかと彼女がすわった。たばこに火をつけて、ふーっと煙を吐くとおもむろにこちらを向き、 「アイツらまじキモいでしょ?キモすぎでしょ?」 と話しかけられた。そこで初めて、彼女が同じブースで大量のアマチュアカメラマンに囲まれていた女性だと気づいた。笑顔でモデル立ちではなく、眉間にしわを寄せて足を高く組んで座り、たばこを呑む姿は、別人にしか見えなかった。 「えーと、アイツらってカメラの人たちですか?」 「全部、全員。必死にゲームやったりとか、まじキモい。あと臭い。」 「なるほどー(どうしよう……)」 彼女はふと僕の手にあるファミ通に目をとめた。 「それもキモいの?」 僕にはなかった発想だが、なるほど確かに彼女からみれば、気持ち悪いのかもしれない。 「いや、そんなでもな

    KQZ
    KQZ 2009/10/02
    「関係者用の休憩室」を「2ちゃんねるのゲーム板」と読み替えてもあながち間違いではない
  • 愚かな企画者、並の企画者、傑出した企画者 - GAME NEVER SLEEPS

    未完成のゲームと、未実装の仕様がある。この仕様が実現すれば、現状、退屈極まりないゲームが、間違いなく面白くなる。しかし同時に厳しいスケジュールがある。問題は、この仕様をあきらめてスケジュールに間に合わせるか、作品の質のためにスケジュールを延ばすか。 こういう時、いつも思い出すのが、小野不由美著『図南の翼』にでてくる、「王になる人間が、化け物に襲われる100人の人間に出会ったらどうするか」についての一節だ。 自分の安全を省みず100人のために死ぬのは愚かな王。100人を見殺しにして自分の安全を確保するのが並の王。100人を助けて、なおかつ化け物を退治し、1000人の安全を確保するのが傑出した王。 恥ずかしい話だが、ゲームをつくっていて、仕様の変更を迫られるたび、思わず自分を重ねてしまう。無理な仕様の実装を敢行し期限に間に合わないのが愚かな企画者。仕様を切って期限に間に合わせるのが並の企画者。

    KQZ
    KQZ 2008/07/17
    「さて、傑出した企画者としては、この事態にどう対処すべきだろうか。」 急いで口で吸え
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