化学物質過敏症は、ごく微量の「化学物質」の曝露により様々な健康障害が引き起こされるとする疾患概念である。朝日新聞が、学校での授業参観の際に、化学物質過敏症の子に配慮して香水を控えてもらう動きについて伝えている。 ■「授業参観、香水控えて」 学校「過敏症の子に配慮を」*1(朝日新聞) 授業参観では、香水やにおいの強い整髪料は控えて――。化学物質過敏症の人たちが学校などの公共の場で被害を受けることがないよう配慮を呼びかける動きが、全国の自治体に広がっている。患者の支援団体によると、千葉、岡山、広島の3県と21市町が、ポスターなどで啓発を進める。とはいえ、化学物質過敏症への認知度はまだ低く、自治体側には表現方法などをめぐって戸惑いもあるようだ。 「子どもによっては、保護者の整髪料や香水などに反応して息が苦しくなるなどのアレルギー症状が出るようです。鼻やのどを刺激するような整髪料や香水を控えていた
冒頭にのべるが、わたしは化学物質に関わるアレルギー、粘膜障害などの臓器障害を否定しているのではない。化学物質過敏症(MCI)なる特定の疾患概念に関してかねがね疑問を感じており、そして、背後に取り巻くものに対して疑念をもっているのである。 「化学物質過敏症」に無理解 生徒が加古川市を提訴(神戸新聞 2007/10/03) 三年前まで加古川市立中学校に通学していた男性(17)=静岡県伊豆市=が、自身の「化学物質過敏症」への配慮を求めたのに、学校側の無理解や周囲のいじめで症状が悪化したとして、三日までに、同市を相手に治療費や慰謝料など約九千四百万円の損害賠償を求める訴えを神戸地裁姫路支部に起こした。 (略) これに対し、加古川市教委は「いじめは加害者を特定できなかったが、クラス全体を指導し再発はなかった。教科書のインクを避けるため授業のDVDを作って届けるなど、配慮はしており提訴は残念」として
たとえ更新が遅くても気長に見てください。また、ここの特徴として、一旦書いた記事を修正して再投稿する事もあります。 コメントは承認制です。コメントを書いてもなかなか反映されない時には「コメントを見ている暇が無いのだな」と思ってやってください。 ===コメントされる方は、節度を守る様お願い致します。名無しやダブハン、マルチポストは御遠慮ください。頂いたコメントは、私の気まぐれにより無警告で削除したりしなかったりします。予めご了承ください。=== 初回公開日:2012年10月08日 最終更新日:2012年11月06日 (11月06日追記:コメント欄での摂津国人さんの御指摘を考慮した結果「当事者性」と記した部分の多くを「当事者意識」と改めます(但し全てではありません)。コメント欄も御参照ください) 1.「ニセ科学批判批判」という言葉 「ニセ科学批判批判」という言葉は、文字通りに取れば「ニセ科学批判
生活保護を利用している人は、働けるのに働いていないと指摘がよくなされます。 しかし、そうとは言えません。働いても生活費が足りない人、そもそも働けない人、失業している人の利用も増えています。 高齢者世帯、母子世帯、障害者世帯、傷病者世帯以外の、「その他世帯」が増加していますが、その理由は、「働きたくても働けない」「働いても生活費が最低以下」だからです。 さらに言えば、「その他世帯」の約半数の人は、60歳代以上と10歳代以下。そもそも働ける人ではありません。 雇用が不安定化し、失業している、働きたくても生活できない仕事が多い。 低学歴で、無資格の人、人間関係が苦手だなどの人ほど、きびしい就職状況です。さらに、この人たちが無年金・低年金の高齢化世帯になります。生活保護を利用しなければならなくなるのは当然のことです。 根本的にどうしたらよいでしょう。 私たちの提案は、働く人すべてを対象として賃金を
猫の尿でファクスが発火する仕組み猫の尿が入り込むと発火する恐れのあるブラザー工業が生産した家庭用ファクス(ブラザー工業提供)発火事故が起きたのと同じ型のファクスを前に説明するブラザー工業の浅井候序常務執行役員(左)ら=名古屋市 【南日慶子】ブラザー工業は29日、2000年9月〜05年11月に生産した家庭用ファクス機で、4件の発火事故が起きたと発表した。いずれも猫を飼っている家庭で、猫の尿が原因で発火した可能性が高い。同社は対象となる約60万台を無償で修理するほか、猫愛好家の雑誌などにも告知を出して注意を呼びかける。 事故は05年に神戸市と東京都、10年に大分県、13年に横浜市で発生。ファクスや壁などが最大で1平方メートル燃えた。いずれの現場でも、ファクスの内部から尿の成分が見つかった。 飼い主の話などから、ファクスの上に座った猫が漏らした尿が、給紙口から流れ込み、ファクス内の熱源とな
ホモォいじりの問題って二つあると思うんだよね。 一つは、キャラクターの作者に金を払わずにキャラ人気に乗っかって儲けていること。(のまネコ問題に近い) もう一つは、ホモォというキャラクターが同性愛差別にまつわるセンシティブな問題を抱えており、作者がキャラの拡散を望んでいないのに利用して拡散してしまったということ。 大多数がネタだって理解してると思うけどほんとうはこの盛り上がりに嫌悪感抱いてる人だっていっぱいいるよね。言葉が言葉だし。今更私が画像削除したってどうにもならないことなんだけどどうにも歯痒い。「身内で楽しむつもりだった」ってのも何の免罪符にもならない。 http://togetter.com/li/289753 ホモォを作ったのは@kkkkei019という人。 身内で小規模に楽しむつもりだったのが予想外に拡散して批判を浴びたことで、キャラの公開を後悔している。(ダジャレではない) ホ
さて、僕は化学物質過敏症患者と広言して執筆をしています。 そこで、そろそろ皆さんに、化学物質過敏症とは何かを知ってもらいたいと思います。 以下長文ですが、我慢して読んでいただけると幸いです。 化学物質過敏症とは、微量な有毒物質で体に不調を起こす病です。 反応する物質は人それぞれ、解剖学的にあり得ないほどの微量でも発症するのが特徴。さらに、まったく未体験の物質でも反応することもあります。そして反応にも個人差があり、人それぞれという感じです。 僕の場合は塗料やインクに含まれるトルエン、農薬を含む殺虫剤、煙草の煙などに強く反応します。 そして症状としては倦怠感、目眩、呼吸不全となっていきます。 時折目の粘膜が痛くなることもあります。 とても曖昧模糊としていて、二重盲検法での再現性がないなど、科学的に立証されておりません。 ゆえに多くの医師から「心因性だ」と言われて、無意味な精神療法を強いられる患
前回は、日本の化学物質過敏症の第一人者である宮田幹夫先生の研究を紹介しました。「化学物質過敏症治療の先駆け」「Dr.化学物質過敏症」と言われている医学者が「全くの詐欺」と言われる商品にお墨付きを与えたとしても、それだけでは化学物質過敏症の疾患概念が怪しいとは言えません。分野全体はまともでも、たまたま一人だけがちょっとアレな人だったかもしれませんし。さて、今回は、国際的にも化学物質過敏症の第一人者とみなされているウィリアム・レイ(William Rea)医師を紹介します。 ウィリアム・レイ医師はアメリカ合衆国のテキサス州ダラスで環境健康センターを運営しています。ダラス環境健康センターと北里大学は共同研究を行っており、北里研究所病院臨床環境医学センターはダラスのECU(Environmental Control Unit)を参考にして作られているそうです。日本のマスコミでもとりあげられています
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