WebライターのKです。 障害者や難病患者などの中には、一見しただけでは、当事者であることがわかりにくい人たちがいます。そういう人は見た目に症状は表れていなくても、活動に制約があるために、不愛想だとか、怠け者だとか、自分勝手だとか、さまざまな誤解を受けることがあります。 そんな見えない困難を抱えている人たちのために、ヘルプマークなどのタグをカバンやベルトなどにつけて、誤解を受けないようにする試みが全国に広がっています。そんな中、武蔵野美術大学4年生の菊池彩水(あやな)さんは、卒業制作として独自の表示タグを開発しました。 菊池さんの開発した表示タグ。色はオレンジ・青・黄の3色。 ピクトグラム(絵文字)とメッセージで周囲に理解を求めます。 菊池さんのタグの名称は「PLEASE TAG」。“ヘルプ”や“SOS”など、いろいろな名前が候補として浮かびましたが、「助けて」よりも「お願い」の方が気軽な