平成21年春に開校した県内初の公立中高一貫校、県立相模原中等教育学校(相模原市南区)と県立平塚中等教育学校(平塚市大原)が今月、初めての卒業生を出した。両校とも東大や難関大への合格者を出し、6年間の一貫教育の成果を出した形となった。「安い授業料で私立並みのカリキュラム」が特長の公立中高一貫校の人気がさらに高まりそうだ。(古川有希) ◇ 両校によると、東大の合格者は相模原が5人、平塚は1人だった。そのほか、京大、東工大、一橋大などの国公立や早慶など難関私大にも多くの合格者を輩出した。 相模原の加賀大学校長(61)は「生徒の頑張りが第一。保護者のサポートにも感謝している」と総括。平塚の山本聡副校長(54)も「希望をかなえた者が多く出てよかった。この6年間は試行錯誤の連続だったが、今後も良いところは伸ばし、課題には対応していく」と気を引き締める。 両校は、6年間の公教育を通して豊かな人間性とリー
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