■練習重ね「一番笑わせる」 17、18の両日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催され、高校ダンス部の全国一を決める「第8回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)」の全国大会に、県内からは関東・甲信越地区予選を勝ち抜いた計8チームが出場する。2~9人でダンスを披露する「スモールクラス」で初出場を決めた県立大和西は、男子生徒だけのチーム。技術だけでなく、「笑い」の要素も取り入れた独自のスタイルが持ち味で、「(全国大会で)一番会場を笑わせるのは自分たち」と練習を重ねている。 男女混合だった大和西のダンス部から、男子ダンス部が独立したのは2年前。当時の部員は、今春卒業した2人と、現部長の松原直輝さん(17)の計3人しかいなかった。 ブレークダンスを中心とした演技で各種大会に出場していたが、結果が出ず苦しい日々が続いた。そこで、「技術だけじゃ長年やっている人に勝てない」と取り入れた