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ブックマーク / hibi.hatenadiary.jp (4)

  • 国立大文系学部の学生定員は、「半分ぐらいなら残してもいい」とか言われたという噂 - 日比嘉高研究室

    先日、とある地方小規模国立大学の理事の方とお話しする機会があった。話題は文系学部の縮小や、国立大の三分類化についてであった。いくつかびっくりすることがあったので紹介するが、裏を取っていないので、あくまで「噂レベル」として受け止めていただきたい。 その大学では(全国じゃないです)、文系学部の学生定員は「半分ぐらいなら残してもいい」と言われたという。 「地域特化型」は文系だけでなく理系においても求められる。ある理系教員曰く、「地元指向の科学って、いったい何の事だ?」 「地域特化型」の大学においては、卒業生を地元に就職させることが求められる。数値目標まで出させられるとか。 1)について 心の底から、噂だと思いたい。文系学部の学生定員半分になるという事態の恐ろしさが、リアルに想像できないぐらいだ。教員の定員は、学生定員を根拠に算出されることが通常なので、これは当然教員の数も半分になることを意味する

    国立大文系学部の学生定員は、「半分ぐらいなら残してもいい」とか言われたという噂 - 日比嘉高研究室
  • 「大学は役に立つのか」にマジレスしてみます 総論編 - 日比嘉高研究室

    昔から問われつづけた問いであるような気もしますが、最近とくに目にすることが多くなった問いに、「大学に通って何の意味があるの」「大学は役に立っているの」というものがあります。これは色々な角度から答えられますし、その答えは誰に対して答えるのか――保護者なのか、一般社会なのか、同僚なのか、文部科学省なのか、企業経営者なのか、などなど――によっても力点が変わる気もしますが、ここでは学生向け、一般社会向けに、私なりにこの問いへマジレスしてみようと思います。 なお、いわずもがなですが「マジレス」とは、「ネタ発言に対してネタで返す事が出来ず大真面目に返してしま」(ニコニコ大百科より)うというニュアンスの言葉です。こんなこと説明必要かなぁ、という困惑と躊躇がこのタイトルになりました。。。 この記事の内容 だいたい次のような項目になりました。 I 大学で得られること・わかること 総論編 世の中の考え方には「

    「大学は役に立つのか」にマジレスしてみます 総論編 - 日比嘉高研究室
  • 「大学改革」が見ていないものは何か - 日比嘉高研究室

    大学をいま襲っている「改革」の大波は、二つある。一つは大学運営の「経営化」の波。もう一つは「グローバル化」と称される世界的なランキング競争の波である。この二つは、それぞれの大学の質のあり方に応じて、強く結びついたり弱く結びついたりしながら、大学のあり方を大きく変えようとしている。 大学運営の「経営化」と機能分化・機能強化 「経営化」と「グローバル化」の二者の結びつきは、「選択と集中」、別名「機能分化・機能強化」というかたちで、大学の前に姿を現している。 ご存じの通り私たちの国は借金漬けで、お金がない。大学などへ渡す予算にも限りがある。予算は「国民の税金」がもとになっているのだから、有効に用いられねばならない。だから大学は、与えられた予算の枠内で、生み出しうる最大限の「成果」を見せねばならない。 では、どうやったら「成果」を出せるか。今のままではだめである(らしい)。「改革」せねばならない。

    「大学改革」が見ていないものは何か - 日比嘉高研究室
    Kanagaku
    Kanagaku 2015/01/12
    「大学改革」が見ていないものは何か - 日比嘉高研究室 (id:hibi2007)
  • 「大学改革」を財政的発想から考えることの危うさ - 日比嘉高研究室

    昨日のエントリ(「大学改革」が見ていないものは何か)の補遺です。 大学には金銭で計れない要素があまりに多い 大学が多かれ少なかれ国から資金援助を受けている以上、そこに財政的観点からのチェックが入るのは当然である。だが財政的観点は、つまるところ金銭的か観点からおこなう管理運営である。 大学には金銭的観点から計れない要素があまりに多すぎる。国立大学の非常勤講師の時間給が5000円超だとして、そこで伝達された知識はこの金銭と等価なのだろうか。学生が在学期間中に大学で得たものは、入学金や授業料などの総額と対照して考えられるのだろうか。そもそも「学生が在学期間中に大学で得たもの」は卒業時点で測るのだろうか、それとも卒業数年後だろうか、数十年後だろうか。図書館に入っている一冊のの定価が4000円だったとして、そのの価値は4000円なのだろうか。研究成果Aで特許収入が2000万円得られたとし、研究成

    「大学改革」を財政的発想から考えることの危うさ - 日比嘉高研究室
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