神奈川県内地盤の百貨店「さいか屋」は10日、川崎店(川崎市川崎区)を来年5月末で閉店すると発表した。閉店理由は「建物の賃貸借契約期間満了のため」(同社)と説明している。川崎駅前にある老舗百貨店の閉店は今後の街づくりにも大きな影響を与えそうだ。 同店は川崎駅東口に昭和31年に開店。生鮮食品の品ぞろえの良さなどから地元客に支持されてきたが、消費低迷のあおりを受けて業績が悪化し、ピーク時には約200億円あった売上高が、108億円(平成26年2月期)にまで落ち込んでいた。閉店後、川崎市内の別の場所で事業を継続するかについては未定という。 川崎駅西口に18年、大型商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」がオープンしたことで競争が激化したことも打撃となった。服飾やカフェなどを入店させるなどてこ入れを図ったが、挽回できなかった。 同店は川崎市内にある唯一の百貨店で、同市の福田紀彦市長は「市民が慣れ親しんだ百貨店で
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