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ブックマーク / honz.jp (2)

  • もう一つの戦場『帰還兵はなぜ自殺するのか』 - HONZ

    「助けがどうしても必要だ」 「ひっきりなしに悪夢を見るし、怒りが爆発する」 「外に出るたびに、そこにいる全員が何をしているのか気になって仕方がない」 「悪霊のようなものに取りつかれずに帰ってきた者はひとりもいないと思う。その悪霊は動き出すチャンスをねらっているんだ」 イラク戦争からの、アメリカ帰還兵たちが口にした言葉である。戦地のイラクやアフガニスタンに派兵され、帰還した兵士はおよそ200万人。彼らの中には、見た目は健康でも、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やTBI(外傷性脳損傷)といった心の傷を抱える者が少なくない。気、不安、記憶障害、人格変化、自殺願望といった症状に悩まされる兵士たちの数は50万人に上り、毎年250人超が自ら命を絶っているという。(2012年8月の「ニューズウィーク」には毎日18人の帰還兵が自殺するという記事も出ている) 書は、心に傷を負った5人のイラク戦争帰還兵

    もう一つの戦場『帰還兵はなぜ自殺するのか』 - HONZ
    Kaoru_A
    Kaoru_A 2015/04/21
     戦場はドンパチだけじゃない。生活にも戦場はあると思う。震災など過酷な状況におかれた人も、「救えなかった」等の悲しみを抱えていると思う。//ちなみに自分は書評だけ読んで怖くて多分読めない。
  • 『妄想かもしれない日本の歴史』 - HONZ

    購入して読んでみると、なんと偶然にも、これが『信長革命』の著者への批判が書かれているだった。ちょっと地雷を踏んだ感じ。 内容は、基的には「最も信頼のおける史料を見れば、戦国時代のいくつかの逸話や歴史上の陰謀論は嘘」で、”桶狭間の戦いも普通の戦略と偶然で勝った” ”鉄砲三段撃ちも武田騎馬軍団もなかった” ”能寺の変陰謀論などとんでもない”  というような話になっている。 おそらく市井の歴史家として学者の世界から無視されたり、蔑まれたりしたことが多々あったことを感じさせる、恨み節めいた負の雰囲気を漂わせる著者の語り口はそんなに心地良いものではないが、その内容は、素人である私には、おおむね合理的に感じるだった。 しかし、読みながら思ったのは、そうやって歴史の正しさを検証していくと、ずいぶん歴史はつまらなくなってしまうな、ということ。「信長って結構普通の人だったんだよ」と言われるより、「実

    『妄想かもしれない日本の歴史』 - HONZ
    Kaoru_A
    Kaoru_A 2013/05/16
     自分の場合は、様々な選択肢の中から自分に合うだろうものを選んだり、医師と自分の体調などについての情報交換をできるだけ緊密に行うことが大事だと思っている。この本はそういう治療に対するスタンスについて考
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