「ベルリン封鎖」解除から70年の記念式典で再会する元米軍パイロットのゲイル・ハルボーセンさん(右)とメルセデス・ビルトさん(2019年5月12日撮影)。(c)Wolfgang Kumm / dpa / AFP 【5月27日 AFP】1948年、旧ソ連が西ベルリンを封鎖した際、米国の爆撃機は小さな簡易パラシュートに菓子を詰めて投下するようになった。だが、これに対して抗議の手紙を送ったドイツ人の少女がいた。 その少女とは、現在78歳となったメルセデス・ビルト(Mercedes Wild)さん。輸送機が絶えずブーンという音をたてて通過するため、飼っているニワトリがおびえてしまうと不満を訴えた。卵は当時、貴重な栄養源だった。 すると彼女に返信が届いた。差出人は、ゲイル・ハルボーセン(Gail Halvorsen)という名の米軍パイロット。彼はキャンディーを投下する計画を思い付いた本人で、手紙にはチ
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