南大西洋に浮かぶ英国領の島、セントヘレナ島の空港に到着した民間定期航空便の第1便を降りる乗客ら(2017年10月14日撮影)。(c)AFP/GIANLUIGI GUERCIA 【10月15日 AFP】何世紀もの間孤立してきた南大西洋(South Atlantic Ocean)に浮かぶ英国領の島、セントヘレナ(Saint Helena)島に14日、民間の定期航空便が就航した。 南アフリカのヨハネスブルク(Johannesburg)から飛来したブラジル製のエンブラエル(Embraer)190型機が着陸する歴史的瞬間を見届けようと、島民約100人が空港に集まった。滑走路ではリサ・フィリップス(Lisa Phillips)総督が笑顔で約60人の乗客を出迎えた。 空港の総工費は2億8500万ポンド(約423億円)で工期は5年。昨年開港する計画だったが、記念式典開催予定日の数週間前になって風が強すぎて