「私たち日本人とは、なにものなのか」 その問いは、多くの古代ファンたちの注目を集めてきました。 今回、DNAのレベルから、この謎に迫ろうという研究成果が発表。 1つの新たな可能性が示されました。 研究に取り組んだのは、日本やアイルランドの国際研究チーム。 中心となった金沢大学の覚張隆史助教が注目したのは、遺跡から出土した「古人骨」に含まれるDNAです。 さまざまな時代や場所の古人骨からDNAを取り出して詳しく比較すれば、現代日本人の“ルーツ”を科学的に明らかにできるのではないかと考えました。 覚張さんたちは、8900年前の縄文時代早期から1400年前の古墳時代終末期にかけての関東、北陸、中国、四国の6つの遺跡から出土した12体分の人骨を調べました。 DNAが残りやすいとされる頭蓋骨の「側頭部」から試料を採取し、1体1体の遺伝情報を解析。 それを、すでに公表されている北海道、東海、九州の縄文
国、上告断念の方針 強制送還「違憲」判決確定へ 2021年10月05日09時31分 東京高裁が入る裁判所合同庁舎=2020年4月、東京都千代田区 難民不認定処分を受けたスリランカ人男性2人に対し、入管が裁判を受けさせず強制送還したことを違憲と判断した東京高裁判決について、国が上告を断念する方針を固めたことが4日、政府関係者への取材で分かった。 <入管問題 関連ニュース> 上告期限は6日。民事訴訟での上告は、判決が憲法違反か法令手続きに違反がある場合などに限られており、国は困難と判断したもようだ。原告側も上告しない方針で、入管の強制送還をめぐる初の違憲判決は確定する見通しとなった。 判決などによると、2人は難民不認定処分を受けた後の2014年12月、入管施設に収容。不認定処分への異議申し立ての棄却決定を告知された翌日に強制送還された。 東京高裁は9月22日、棄却決定は告知から40日以上前に出
ことしのノーベル物理学賞の受賞者に、大気と海洋を結合した物質の循環モデルを提唱し、二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に影響するという予測モデルを世界に先駆けて発表した、プリンストン大学の上級研究員でアメリカ国籍を取得している真鍋淑郎さん(90)が、ドイツとイタリアの研究者とともに選ばれました。 日本人がノーベル賞を受賞するのはアメリカ国籍を取得した人を含めて28人目で、物理学賞では12人目になります。 真鍋さんは現在の愛媛県四国中央市の出身で、東京大学で博士課程を修了後、アメリカの海洋大気局で研究を行いました。 そして、大気と海洋を結合した物質の循環モデルを提唱し、二酸化炭素が気候に与える影響を世界に先駆けて明らかにするなど地球温暖化研究の根幹となる成果などをあげてきました。 真鍋さんは現在、アメリカのプリンストン大学で上級研究員を務めていて、アメリカ国籍を取得しています。 アメリカのノーベ
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