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2017年7月9日のブックマーク (4件)

  • 書評(数理論理学)

    一般解説書など 結城浩:数学ガール/ゲーデルの不完全性定理, ソフトバンククリエイティブ (2009) (はてなダイアリーの記事に加筆修正して転載) 書は、数学の定理の解説としてはきわめてまっとうな、ゲーデルの不完全性定理の解説である。普通なら、まっとうであることは評価の最低基準であって、それだけで高評価になるものではない。しかし、不完全性定理に限ってはそうはいえない。ちまたにあふれる不完全性定理に関わる言説にはまっとうでないものがあまりにも多い。そのため、不完全性定理の解説はまっとうであるだけで高い評価を得てしまう。 まっとうであるために第一に必要なことは、内容に初歩的な間違いがないことである。当たり前のことだが、その当たり前が実現できていない不完全性定理は多い。肝心の「不完全」の定義を間違えているものすら珍しくない。その点、書は正しく記述しているのみならず、ちまたによくある濫

    KatagiriSo
    KatagiriSo 2017/07/09
    数理論理学の書評
  • 貴重本が無料!PDF公開されている理学書たち3 : 物理の観点

    2月10 貴重が無料!PDF公開されている理学書たち3 カテゴリ:物理学数学 今まで2回にわたって書いてきた、理学書PDFの記事が思いのほか評判だったので続編を書きます。前の2回のリンクをとりあえずここに貼っておきます。 第一回 第二回 あと、古典力学について少し書いている(まだほんの一部しかできていませんが)のでよかったらこちらものぞいてみてください。多くの方の意見がほしいので遠慮なくコメント送ってきてください。 ここでは理学書だけではなくPDFのみで出回っているものも対象にすることにします。なので日語のものも中に含まれます。また、これ以降、追加は常にこの第三回に追加していきます。いいPDFを見つけるたびにここに追加していきますのでこまめにチェックしてみてください。 それでは前回書き洩らした次の2冊から、 1.古典力学 ゴールドスタイン これは言わずと知れた古典力学の名著です。これは

    貴重本が無料!PDF公開されている理学書たち3 : 物理の観点
    KatagiriSo
    KatagiriSo 2017/07/09
    物理数学系の本、PDF
  • books

    Recommendable books (last update: 2007/05/27) お薦めののリストです。時々追加してゆきます。 注意: 物理学は難しいので、どのテーマのでも、「一 冊ですむ完璧な」などというものは存在しません。だから、「以下に挙げただけ読めばオーケー」という意味ではないです。 清水は、それぞれのの一部を読んだことがある だけですから、読んでいない部分については、何が書いてあるか知りません。清水が読んだ部分だけでも充分な価値がある、と思うから推薦して います。 以下のに誤った記述が 存在しない、という意味でもないです。物理(特に、まだ完成していない分野)では、内容があって、かつ、誤りもないようなを書くのはほと んど不可能じゃないだろうか? ここで言う「誤り」の中には、質的なもの(=著者自身が誤った理解をしている)さえあります。 ましてや、些細な誤りな

    KatagiriSo
    KatagiriSo 2017/07/09
    物理系書評
  • 理論物理学教程の道 - 理論物理学教程の概要

    理論物理学教程は、全10巻からなり、 40年以上の年月をかけ1979年に最終巻の刊行を持って一応の完結を見ました。その後リフシッツの逝去の1985年まで改版が行われています。現在のところ、これ以上の改定が行われるかどうかは定かではありません。原書はもちろんロシア語ですが、英訳がもともとはPergamon Press から出版されていたのが、Butterworth Heinemannから再販されています。邦訳は、一部のものが岩波書店 から、残りの大部分は東京図書から出版されていますが、東京図書からでているものは多くが絶版になっています。また、仮に手に入れたとしても、一部の巻では底が古い版を使っているので注意が必要です。なお、1980年代後半に、東京図書から「流体力学」と「電気力学」の新版への改定予定が伝えられたという未確認情報がありますが、その後出版されたという話は聞きません。以下では、各