印刷 佐賀県警捜査2課の20代の男性巡査長が仕事で知り合った20代の女性に抱きつくなどしたとして、強制わいせつ容疑で書類送検されていたことが26日、県警への取材で分かった。容疑を認めているという。県警は今月5日付で巡査長を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にし、巡査長は同日、依願退職した。 県警監察課によると、巡査長は7月6日夜、佐賀市内の女性宅のアパートで、女性の意に反して抱きつくなどした疑いがある。女性から相談を受けた知人が110番通報し、巡査長は佐賀署で事情聴取されたが逮捕されなかった。既婚者で「不倫関係になりたかった」と話したという。 同課は「その時点で女性は刑事処罰を望まず被害申告も無かった」と説明。しかし、女性は9日に被害届と告訴状を同署に出した。